ぐるっと流山 国際交流サロン「韓国料理講習会」

ページ番号17007 更新日 平成25年6月12日

国際交流サロン

  6月5日、中央公民館で、NPO法人流山市国際交流協会(NIFA)と公民館共催の「国際交流サロン」が行われました。同協会の日本語講座に通う中国、ネパールの出身者をふくむ外国人5人や国際交流協会の会員、広報を見てきた方たちなど合わせて35人の参加者が、韓国で、好まれている本場の「韓国の家庭料理づくり」を楽しく体験しました。

 


講師の岩城さん

  講師は、来日25年の韓国出身の岩城美淑(みしゅく)さんです。韓国料理のお店の経営経験もある方です。今日作る料理は、タッカムジャタン(鶏肉とジャガイモのピリ辛煮)、キムチプッチムゲ(キムチチヂミ)、ビビンクッスウ(ビビンそうめん)の3品です。参加者には、料理ごとに、その材料と調味料や作り方が書かれてあるレシピが配られました。


35人の方が参加しました

  韓国料理名には、日本語による表記が記載されており、国際交流サロンらしく、日本語が付記されています。タは鶏、カムジャはジャガイモ、タンは煮物、ブッチムゲはチヂミ。日本で知られているチヂミという言い方は日本との交流の深かった韓国南方の方言で、ソウルではブッチムゲと言うことを、講師もチヂミという言い方をこのレシピをつくりまで知らなかったとそうです。ちなみに、ビビンは混ぜる、クッスウはそうめんという意味です。

 


韓国料理作りに挑戦

  はじめに、講師のデモンストレーションがあり、この「レシピ」に沿って、3品の料理の作り方の見本とポイントの説明がされたあと、参加者のみなさんは、調理室にある4つの調理コーナーに、各班8人ほどのグループに分かれて、調理作業が行なわれました。各班の調理台には、使う主な材料があらかじめ配分されています。今回つくる韓国料理の味を出すのに欠かせないのは、「コチュジャン」、「韓国だし(ダシダ)―牛肉味だしの素」と「甘味の粉唐辛子」の三つの調味料と「キムチ」です。これらを含めて、今日使う食材および調味料は、すべて日本で容易に手に入るものばかりです。


今回作る韓国料理は3品

  3品とも、韓国で広く好まれている家庭料理だそうです。「みなさん!!今日の韓国料理は、食材も簡単に手に入り、手軽に調理できるので、覚えて帰って、挑戦してみてくださいね」と講師の方からお話がありました。また、「日をおいたキムチは発酵して少し酸っぱくなるが、捨てるのはもったいない。それを食べている私の肌のきれいなのを見てください」と笑いながらも発酵キムチが健康に大変いいことを日本のみなさんに解ってほしいと強調して話されていらっしゃいました。


試食

  3品の韓国料理が完成すると、各班が作った料理をみんなで試食しました。3品の「韓国の家庭料理」は、つくった自分への自賛も入ってか満足そうに、大変おいしいと好評でした。娘さんと参加した日本の方は、「始めての親子参加でしたが、楽しく、おいしく頂けて、韓国料理に興味を持ちました」、香港出身の張さんは、「普段は、日本料理や中国料理を作っていますが、韓国料理も作れるようになれて嬉しい」などの感想が寄せられました。日本人の男性は、「料理を作ったのは始めて、みなさんと交流しながら料理作りを大いに楽しんだ。それほど珍しくもない素材でこんなに美味しく作れるものかと正直びっくりもしたし感動しました。「残りの人生を毎日楽しくいろいろな人と交流しながら過ごしたい」と話されていました。


韓国料理講座

  国際交流サロンは、日本と外国の文化とを相互に理解しあうことで、市内にお住まいの外国出身者の方々を含めた市民の交流の輪を広げることを目的に開かれています。これまで、外国出身者や市民の方々がお互いに講師となって、各国の料理づくりや文化などを題材にしながら、交流を行っています。次回の国際交流サロンは、7月5日(水曜日)、文化会館で、初心者も出来る身体のバランスを整える「ピラテス」(講師・木山エリカさん)です。 また、流山市国際交流協会では、市内在住の外国の方を対象とした「日本語講座」を、文化会館を会場に毎週水曜日に開催しています。いずれも、お問い合わせは文化会館電話04-7158-3462まで。


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