ぐるっと流山 小学生のクリーンセンター見学会

ページ番号16653 更新日 平成25年5月17日

ゴミピットや電気自動車に子どもたちも大喜び

説明を受ける小学生

  真夏のような日差しが眩しい5月14日、クリーンセンター見学会が行われました。クリーンセンターでは、5月末までの期間で、市内全15小学校の4年生を対象としたクリーンセンター見学会を行っています。これは、市と教育委員会の共催で毎年行われているもので、ゴミ焼却施設の巨大ピットが一番人気の社会科見学です。


真剣な表情で話を聞く小学生たち

  バスで到着した子どもたちは、最初にプラザ館の研修室で、ゴミ処理やリサイクルなどクリーンセンターで行われている作業の説明を職員から受けます。流山市でかかっているゴミ処理費用は年間21億円、赤ちゃんから高齢の方まで含め、1人当たりに直すと年間1万2千円がゴミ処理に使われるという説明を受けると子どもたちはビックリしていました。


社会科見学の一環でクリーンセンター見学

  地球温暖化の説明では、ほとんどの子どもたちが二酸化炭素や地球温暖化の言葉を知っていて、質問に手を挙げて答えてもらう場面ではみんな元気に手を挙げてくれました。家でも電気や水を大切に使う省エネルギーに取り組んでいるという子どもたちもたくさんおり、震災以降の節電意識が浸透しているのが見受けられます。


市役所の電気自動車も登場

  施設見学ではゴミを貯めておくピットが大人気。大きなクレーンで、ゴミを持ち上げては落とし、持ち上げては落としを繰り返します。これは、ゴミが湿っていると燃えが悪くなり、よく燃やすための燃料をたくさん使うことになってしまうため、ゴミが乾燥するようにかきまぜているとのことです。生ごみなどの水切りが大切というのはこういうことなのですね。ほかにも、アルミのリサイクルの話など、資源をどうやったら大切に使えるかの説明を受けていました。


市役所の電気自動車に興味津々

  この日の見学コースの一つには、市役所の電気自動車も登場。森をイメージした鮮やかなグリーンの車体がひときわ目を引くエコカーで、普段は市役所の仕事に使われている車ですが、この日は子どもたちに見てもらうために急きょ参加してもらいました。ガソリンを一切使わないので、排気ガスを出すマフラーが車の後ろについていないことの説明を受け、エンジンをかけた瞬間の静かなモーター音を聞いた子どもたちは興味津々で見ていました。普段あまり考えることのないゴミや資源のこと。子どもたちに考えてもらうきっかけになったのではないでしょうか。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ