ぐるっと流山 第115回自然観察会

ページ番号25055 更新日 平成27年3月30日

早春の利根運河と新川耕地の生きもの観察会とヨシゴイを待つ準備(ごみ拾い)

運河水辺公園の写真

   朝9時の気温が14℃という暖かい日差しの中、利根運河の生態系を守る会主催の第115回自然観察会が平成27年3月29日(日曜日)、参加者約30人で行われました。コースは運河水辺公園から運河左岸の遊歩道を、におどり公園経由で、新川耕地北部のヨシゴイの里まで、野鳥や植物を観察しながら歩きました。その後、サギ類の希少種ヨシゴイを待つ準備という事で、流山市環境政策・放射能対策課に準備頂いたゴミ袋を使って、たくさんのごみを拾いました。


ヒドリガモの写真

   運河では、カルガモ、コガモの中に、ヒドリガモを見つけました。バンやオオバンもいました。ダイサギやコサギが水面低く飛んでいきます。と思うと、川の中に立っている樹木の葉奥に2羽のゴイサギが隠れているのか、じっとしている姿がありました。ヨシ原には冬鳥のオオジュリンが未だ残っていました。


アマナの写真

   運河遊歩道脇で、最初に確認したのはノジスミレです。そばで、ベニシジミやキチョウなどの蝶が飛び交っていました。しばらく行った上斜面草地に、希少種アマナが大きな群落をつくって白い花を咲かせていました。


アマナを撮影する参加者の皆さんの写真

   太陽が出ていないと花が開かないアマナは、観察会ではとても人気があります。皆さん、持参したカメラやスマホを取り出して、今日一番の感動と云いながら、アマナの可愛い白い花を、思い思いのアプローチで撮影されていました。


ごみ拾いを行う参加者の皆さんの写真

   におどり公園では、もう咲いているサクラもありました。新川耕地北部のごみ拾いは、グループに分かれて行いました。新しくつくったと云う「まちをきれいに志隊 流山市」と書かれたゴミ入れバックを試している方もおられました。新川耕地の空には、オオタカ、トビ、ノスリなどの猛禽類が飛んでいました。谷津田の鷹サシバも数日前から関東各地で確認されているとのことです。


ごみ拾いを終えた参加者の皆さんの写真

   参加された方々から、「暖かい日で、とても楽しかった」、「初めて春の運河を歩きました。アマナの花を見られて幸せです」、「今日は清掃という事で少ないかなと思っていたが、たくさんの人が集まって良かった」などの感想をいただきました。


観察する参加者の皆さんの写真

   次回の観察会は、平成27年4月18日(土曜)運河駅改札口9時集合で、「運河土手に春の野草を訪ねて」と題して、運河遊歩道左岸を歩き、東深井古墳公園から、柏大橋を渡り、理窓会記念自然公園を巡ります。土手に咲くカントウタンポポ、スミレなど春の花を観察し、古墳の森、理窓公園の新緑をたっぷり味わいます。参加費200円。お問い合わせは、同会の柳沢朝江(電話04-7124-9145)まで。


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