ぐるっと流山 中央公民館まつり(午前の部)

ページ番号24871 更新日 平成27年3月11日

はしご車の試乗体験

   平成27年3月7日(土曜日)小雨が時々ぱらつくなか、流山市文化会館で初めての「中央公民館まつり」が開催され、小さな子どもから高齢の方まで約600名の方にご来場いただきました。文化会館は中央公民館と市民会館(ホール)の複合施設です。その中央公民館では十数年前には、サークル団体の発表会が行われていましたが、今回はじめて、サークルの活動発表や体験を中心に地域の人が気軽に参加し交流できる「まつり」を実施しようと、利用者団体の方々と公民館が一緒に企画しました。文化会館ホワイエをメイン会場とし、広い駐車場では流山市中央消防署の方々の協力により、はしご車や起震車の試乗体験が行われ、子どもたちが大きな歓声をあげていました。とくにはしご車に乗った子どもは「すっごい高い所まで上がった!全然怖くなかったし、景色も良かった!」と大喜び。


ビーズを使った色とりどりのアクセサリーやバッグを展示した「織づる会」のブース

   今回のまつりのテーマは「きて、みて、さわって、あじわって」。オープニングは、和太鼓annmaの皆さんによる勇壮な呼び込み太鼓。公民館長による開会宣言のあとは、和太鼓の演奏をひとしきり堪能しました。ホワイエ内の利用団体参加ブースでは、趣向を凝らした展示に人だかりができていました。入り口から一番のブースでは、ビーズを使った色とりどりのアクセサリーやバッグを展示した「織づる会」のブースでは、多くの女性たちが思わず足をとめ、手作りビーズ手芸の楽しさを味わっていました。


落ち着いた大人の書を展示した「書楽野ばら会」のブース

   葦を使い市民の歌を書いたり、かまぼこ板に絵と書を描いたりと、落ち着いた大人の書を展示した「書楽野ばら会」のブースでは、じっくり書の世界に浸る方の姿も見えました。 かまぼこ板に色鮮やかに鳥を描いたエコな作品は、子ども達からの人気がとてもあり、展示のみの作品にもかかわらず、いくらで買えるの?と聞かれたと話すのは野ばら会の澤田さん。


「友和会」の編み物作品を紹介

   毛糸といっても多種多様な種類があります。その毛糸の特徴を活かした手編みのアイディアを紹介したのは「友和会」。指で編み込む指編み体験や特殊な毛糸の素材を活かしたミニマフラー作りなど、短時間で作成できる編み物を紹介。体験した方々からは「超簡単!」「え~楽しい!」と喜びの声が上がっていました。セーターやベスト、帽子は勿論、バッグやアクセサリーなど、アイディア次第で何でもできてしまうと代表の白幡さんは話していました。


毛糸刺繍のサークル「ジャコビアンの会」の作品を展示

   その隣の毛糸刺繍のサークル「ジャコビアンの会」の毛糸で描かれているとは思えない作品に来場された方はひきつけられていました。ここでは毛糸を使った刺繍の体験が行われ、真剣に布に針を刺し刺繍している小学生の姿がありました。色とりどりの毛糸で創り上げる絵柄は小さな芸術。まつりの始まりから途切れることもなく、熱心に刺繍に取り組む子どもたちの姿があり、参加した小学生は「おもしろい!」と夢中になって、器用に針を動かしていました。「とっても楽しかった」と自分の作品を手に満足気に語る小学生もいました。


パッチワーク作品を作っている「スプール」の作品を展示

   パッチワーク作品を作っている「スプール」は色とりどりの布を使って大型のタペストリーなどを展示。大作にため息をつく来場者もあり、細かな作業と出来上がったカラフルで楽しげな作品は見る人の心を明るくしてくれているようでした。ポーチやバッグなどで飾られたブース内は、明るい色合いが主流で、楽しい雰囲気となっていました。


押し花サークル優の作品を展示

   小さな花びらで創ったとは思えない手の込んだ可愛らしい作品を紹介してくれたのは「押し花サークル優」。細かい作業を想像させ、うっとりさせられる色とりどりの花の芸術を見た方々からは感嘆の声があがっていました。植物の美しさ、見た目の楽しさ、形のおもしろさを表現できるよう工夫しているというインストラクターの伊藤さん。花が大好きというメンバー全員の思いが伝わってくる作品の数々でした。花のもつ優しさがブースにあふれていました。


書道教室「英花」の作品を展示

   また、書道教室「英花」では、書道を学ぶ幼児から中学生までの作品、筆で書いた書や硬筆が展示紹介され、子どもたちの立派な作品を見た方からは「子どもが書いたとは…立派だね。上手いね」と感心の声が多く聞かれました。この日は作品を書いた子どもたちが順番に受付として参加してくれました。昨年末から今年の2月まで、中央公民館に入ってすぐのロビーに子どもたちの書き初めも展示されていました。筆使いのうまさは訪れた方々の目を引き付け、書が生き生き、のびのびしていると好評でした。


子どもの遊び場

   一番奥のブースでは、子どもの遊び場があり、そこでは「流山保育ボランティアグループ“ひだまり”」のメンバーとお魚釣りを楽しむ子どもたちやおやこ劇場のスタッフとおもちゃで遊ぶ子どもたちでにぎわいました。日頃、中央公民館「ひだまりルーム」で乳幼児と親が自由に遊べるサロンを開催している保育ボランティア“ひだまり”ですが、この日は若干年齢の大きな子どもたちが参加、一緒に楽しんでいました。また、異年齢の子どもたちの遊びを提供している「NPO法人おやこ劇場」では、エコたわしや布で作った手作りのポーチ、バッグ、鍵カバーなどの販売もあり、多くの方が買い求めていました。


おもちゃ病院製作の乗用新幹線も人気

  子どもたちに物を大切にする心をもってほしいと、壊れたおもちゃの修理を無料でしている「流山おもちゃ病院」には、この日もおもちゃのピアノやカラオケなどいろいろなおもちゃが来院。治療が終わったおもちゃを受け取った親子は、「え~!音が出るようになった!よかったねぇ」と大喜びでした。またおもちゃ病院製作の乗用新幹線も人気で、満面の笑みをうかべ操縦している子どもたちの姿がありました。


流山市心身障害者福祉作業所さつき園によるパンの販売

   会場入り口付近では流山市心身障害者福祉作業所さつき園によるパンの販売もありました。ウインナーパンやピザパン、カレーパンなどの調理パンや手作りプリン、パウンドケーキ、ブルーベリーチーズパンなどの菓子パンなど、焼きたてのにおいに誘われて多くの来場者が列をなして買い求めていました。そのパンもお昼前の11時30分には完売となる人気でした。中央公民館まつりに関するお問い合わせは流山市中央公民館(文化会館)04-7158-3462へどうぞ。


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