ぐるっと流山 ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展

ページ番号24847 更新日 平成27年3月10日

ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展

  東日本大震災直後、東電第一原発事故で屋外で遊べない子ども達が、避難場所の体育館の中で描いた絵画を流山市生涯学習センターのご協力により、ギャラリーのガラスケース内に展示中です。この絵画展は、震災があった年の夏から流山市内を中心に全国で行われ、会場に置かれた募金箱に寄せられた寄附金は、流山市の姉妹都市・福島県相馬市にNPO法人「3・11こども文庫」が設置する絵本を中心とした文庫活動に活かされています。


会場に置かれた募金箱

   「3.11こども文庫」は、版画家の蟹江杏さんが、東日本大震災で傷ついた子どもたちに絵本や画材を送ろうと友人・知人らへ呼びかけたことから始まったNPO法人で、流山市生涯学習センターでは、全国での絵画展の開催をはじめ法人格取得、流山市の姉妹都市である福島県相馬市の「3.11こども文庫“にじ”」などに協力しています。


相馬市の子どもたちが描いた絵

   毎年、この絵画展を続けている森の図書館。今年は、相馬市の子どもたちが描いた絵「海の中の楽しい広場」「ひまわりばたけ」「不思議な遊び場」「相馬の海と町」など7点と写真家の山下裕之さんが家族の大切さや絆を表現したいという思いを込めて相馬市に住むご家族を撮影した「ふくしまだっこ 36家族の写真」の一部4点を展示しています。子どもたちの描いた絵は被災した福島県相馬市の小学生らが、震災の様子や復興への思いを描いた約120点の絵や版画を収録した「ふくしまの子どもたちが描く あのとき、きょう、みらい。」という1冊の本になり、全国の書店で販売され、流山市内の図書館で借りることも出来ます。この絵展は、は平成27年3月22日(日曜)までの9時30分から17時(月曜休館)、森の図書館開催中です。入場無料で、、申し込み不要です。お問い合わせは、流山市立森の図書館電話04-7152-3200へ。


相馬市に住むご家族を撮影した「ふくしまだっこ 36家族の写真」

   関連企画 「3・11法話とミニライブ」についてもご紹介します。東日本大震災被災地復興支援として平成24年3月11日に森の図書館で第1回目を開催した「法話と音楽のつどい」も4回目となります。テレビ朝日「やじうまテレビ」の早朝のコーナーに出演した際の法話をまとめた共著「そっと後押し きょうの説法1~4巻」(幻冬舎)などで知られる増田僧侶と流山おおたかの森の弦楽器専門店のアントニオさんという地元の有名人たちによる「法話とミニライブ」です。会場に募金箱を置き、寄せられました浄財は姉妹都市・福島県相馬市へお届けします。同ライブは、平成27年3月11日(水曜)に流山市生涯学習センターで開催します。第1部は14時10分から増田俊康ご住職の法話、14時46分から黙祷。第2部は、15時からアントニオ斉藤さんらによるミニライブ入場無料、申し込み不要です。お問い合わせは、流山市生涯学習センター電話04-7150-7474へ。


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