ぐるっと流山 女性ミュージシャンたちが復興支援ライブ

ページ番号24843 更新日 平成27年3月10日

地域で活躍する女性ミュージシャン

   地域で活躍する女性ミュージシャンら6組が、平成27年3月8日(日曜)、流山市生涯学習センターに集まって、東日本大震災被災地復興支援チャリティライブ「LOVE MUSIC」を開催しました。「音楽の力でできることを」と若いミュージシャンたちが声を掛けあって企画し、昨年から各方面と調整して実現に至ったものです。この日のライブは、募金箱を会場に設置し、大人はひとり500円以上のご厚情をと呼び掛け、出演者は交通費もすべて持ち出しというライブです。


都内のライブハウスなどで活躍している渡辺麻美さん

   オープニングは、都内のライブハウスなどで活躍されている渡辺麻美さん。2012年夏、サマソニ前夜祭にも出演された渡辺さんが、“大きな悲しみが去った場所に 残された無数の傷跡 どれほど多くの朝を迎えても…”(オリジナル曲「Rain」)と、白いチュニックにジーンズ、素足というシンプルなスタイルで、ピアノを弾きながら歌うその飾らない言葉は、澄んだ歌声と共に聴く者の心に沁みこんできます。


有吉かつこさん

   「高瀬舟」などのオリジナル曲を披露した有吉かつこさんは、流山のお祭りなどではお馴染みの方だけに、この日も出演後は次のライブに駆け付けなければならない多忙さ。最近は歌声活動なども精力的にこなしていらっしゃいます。「川渡食堂」、「すみれ」、「いつか嵐が来て」などオリジナル曲を、会場に流れる録音された演奏と、生演奏のギターの弾き語りで合わせるという難題をベテランらしく難なくクリア、ステージ中央に立って歌ってくださいました。


はな&ショータさん

   3番目に出演されたのは、今回のプロデュースから司会まで八面六臂のご活躍をされたはな&ショータさん。はなさんは、J:COM東葛・葛飾のデイリーニュースのエンディングテーマだった「お家へ帰ろう」が有名です。ギターの村山ショータさんとは、2011年にお茶の水で行われた復興支援ライブで出会ったそうです。燃え盛る火を消そうとハチドリが周囲に笑われながらも小さなクチバシで一滴ずつ水を運ぶ姿を“ボクは今ボクに できることをしているだけ”と歌った「ハチドリ」は胸を打ちます。


流山出身の陽菜さん

   休憩を挟んで第2部は、流山出身の陽菜さんが登場。陽菜さんは学業の傍らボイストレーニングなどを続け、テレビ朝日「関ジャニ∞の仕分け」にも連続出演した中学2年生。この日は、ギターの弾き語りにも挑戦。「みんなが元気でいられるよう心をこめて」と「祈り」を熱唱。陽菜さんは、流山花火大会でのコンサートや南流山駅前ライブなど地域のイベントでもご活躍されています。


Junmanaさん

   続いて登場したのは、週末には古民家カフェを営みながら、番組ナレーションなどさまざまなアート活動を経てジャズヴォーカリストとして活躍中のJun(海藤純)さんと、東京藝術大学作曲科を卒業後、作曲科集団「エクステルソノーレン」などで作品を発表されているManabu(鈴木学)さんによるデュオJunmanaさん。「テイクファイブ」などのジャズの名曲やオリジナル曲を次々と披露されました。


シンガーソングライター芽亜利・Jさん

   大トリは、オリジナル曲が400曲以上というシンガーソングライター芽亜利・Jさん。カラオケにも配信されている「うちなーるスマイル」を客席に手話コーラスを伝授しながら会場をひとつにします。震災の年に宮城県牡鹿郡女川町の秋刀魚祭で歌った芽亜利・Jさんが、被災地に思いを馳せ、布団で寝られること、温かい食事、そのどれもが“あたりまえなんかじゃない!”(オリジナル曲「My Treasure」)と繰り返し歌う力強い歌声には説得力があります。エンディングは、出演者全員で「翼をください」を合唱し、客席とステージがひとつになりました。


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