ぐるっと流山 第2回森の図書館「森流亭落語会」

ページ番号24817 更新日 平成27年3月9日

雷門音助さん

   平成27年3月1日(日曜日)森の図書館で落語会が開催されました。雨で出足が心配されましたが60人以上の方が
若手の落語を楽しみました。ご出演は、落語芸術協会の若手落語家二つ目の春風亭吉好さん、前座の雷門音助さんです。春風亭吉好さんは、流山市在住で向小金小学校・東部中学校・県立小金高校・千葉大に進み、大学の時に落語研究会の部室で聞いた落語のテープが面白く、また落語研究会で手伝いに行った千葉の落語会を生で見て落語にのめり込んだそうです。最初の演目は「元犬」。前座は音助さんで、出囃子は「前座のあがり」。浅草蔵前の八幡さまの境内に居た犬が願掛けで人間になると、さて・・・。


春風亭吉好さん

   次に「反対俥」。吉好さんで、出囃子は「スーダラ節」。人力車が盛んに走っていた明治のころ、さる旦那が声をかけた車屋の人力車に乗ったがやけに遅い。これでは時間に目的地まで着かないと人力車を乗り換えるが・・・。吉好さんの人力車の場面では舞台をたたいて臨場感溢れ、迫力がありました。


やっこさんを踊る雷門音助さん

   次は、「八問答」。音助さんで、八にまつわるおめでたい言葉をつけてテンポよく返す問答を楽しみました。この後、音助さんが高座の上でやっこさんを踊り出すと会場からは驚きの声が上がりました。最後に「禁酒番屋」。吉好さんで、殿さまが出した禁酒令、最初の内は禁酒が守られていたが、禁酒令何処吹く風になってしまった。これではいけないと、門の脇に番屋を建てて、飲酒の取り締りと酒の持ち込みを厳しく行う。重役からの頼みで番屋をごまかして、酒を届けようとする酒屋と番屋のやりとりが面白いお話です。


禁酒番屋を演じる吉好さん

   お客さんからは「禁酒番屋の時の吉好さんの酒の飲みっぷりが、本当に飲んでいるようでよかった。」「流山で気軽に落語を聞けてよかった、是非続けてほしい。」といった声や、小学生のお子さんお2人と参加されたお母さんからは「子ども向けの落語会があったら楽しいですね。」と感想をお話しされていました。


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