ぐるっと流山 西栄寺で文化財防火デーの消防訓練

ページ番号24510 更新日 平成27年1月30日

開会式

   平成27年1月26日(月曜日)、桐ケ谷の西栄寺で文化財防火デーの消防訓練が行われました。文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に奈良県の法隆寺金堂壁画が火災で焼失してしまったことから、この日を忘れずに文化財を火災から守る日にしようと昭和30年に制定されました。


西栄寺住職の挨拶

   流山市消防本部では、毎年この時期に市内の文化財を所有する寺院などで、消防訓練を行っています。ことし行われた桐ヶ谷の西栄寺には、市指定有形文化財の「観音菩薩立像」(かんのんぼさつりゅうぞう)、「阿弥陀如来坐像」(あみだにょらいざぞう)、大般若十六善神画像(だいはんにゃじゅうろくぜんしんがぞう)が保存されています。


模擬文化財の搬出

   消防次長や図書・博物館長、西栄寺住職、檀家総代長のあいさつの後、管轄署である中央消防署を始め、消防団、檀家の人も参加し総勢30人によって訓練が開始されました。訓練は、放火により本堂へ延焼し、火災が発生したという想定で行われました。まず指揮隊が到着し現場確認後に指揮本部を設置しました。続いて消防隊が現場に到着すると、直ちに消火活動の準備に入りました。本堂内に進入した消防隊員が、文化財に見立てた箱を無事運び出しました。文化財を搬出後、本堂に向かって一斉放水訓練が行われ、無事に訓練は終了しました。


一斉放水

   訓練に参加した西栄寺住職は、「このような大きな訓練を実施していただき大変心強く思います、これからも大切な文化財を後世に引き継ぐためにも、防火に努めていきたい。」と話していました。


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