ぐるっと流山 おびしゃ七福神の課外授業

ページ番号24415 更新日 平成27年1月23日

小学生におびしゃ行事を伝える

授業を受けたのは3年生106人

 平成27年1月20日、15時から始まる「鰭ケ崎おびしゃ行事」の神事を前に、鰭ケ崎小学校で子どもたちに地域の伝統行事であるおびしゃ行事を伝える課外授業が行われました。おびしゃ行事で実際に着用される七福神の衣装を身にまとった7人が登場し、子どもたちは「神様」にさまざまな質問をしたり、赤城保存会によるお囃子と獅子舞を目の前で見たりし、楽しみながら地域の行事について学びました。
 参加したのは鰭ケ崎小の小学3年生106人。この授業は平成22年から、小学3年生を対象におびしゃ行事の当日に行われています。


行事の説明をする宇佐美進さん

 授業ではまず、おびしゃ行事がどういうものか、鰭ケ崎おびしゃ行事保存会の副会長・宇佐美進さんから、おびしゃ行事が江戸時代から続くことや、昭和52年に市の無形民俗文化財に指定され、今日まで大切に守り続けていることなどの説明がありました。


獅子舞にかまれる生徒

 続いて、市内の5つの神社でお囃子などを披露している赤城保存会(玉ノ井勇夫会長)の皆さんが登場しました。同会の大場貴央さんから、「お祭りが始まる前に必ず最初に神様に奉納するのが祭囃子」「五穀豊穣などを祈って神様にささげるのが神楽で、今日は神様の使いの獅子舞を踊ります。獅子舞にかまれると1年間健康でいられるそうです」と説明があったあと、祭囃子と獅子舞が披露され、体育館に鳴り響くお囃子と太鼓と鉦(かね)の音に子どもたちは聞き入り、激しくかつ繊細に舞う獅子舞に見入っていました。


たくさんの質問がでました

 その後、子どもたちからの質問コーナーでは「七福神にはお父さんお母さんはいるの?」や「何で7人なの?」など大人でもぱっと答えられないものから、「獅子舞にかまれると健康でいられるのはなんで?」などたくさんの質問が寄せられました。獅子舞の質問に答えた赤城保存会の大場さんは、「神様の代わりに来た獅子舞なのですごいパワーを持っているからです。獅子舞の中に入っている私は、風邪をひいたことがありません」と話し、子どもたちの笑いを誘っていました。


破魔矢のプレゼント

 最後に、今回の授業をちゃんと聞いたごほうびとして、七福神から直接破魔矢がもらえるじゃんけん大会が行われました。七福神にちなみ、各クラス7人計21人がもらえるとあって大盛り上がりでした。
 最後には子どもたちを代表して、渋谷理乃さん(3年生)が「お囃子や獅子舞も聞けて楽しかったです。また機会があったら教えてください」と話し、全員でお礼を述べました。


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