ぐるっと流山 読み聞かせ 実践講座

ページ番号24403 更新日 平成27年1月21日

講師の菊地芙美子さん

   平成27年1月14日(水曜日)、森の図書館で「読み聞かせ 実践講座」が開催されました。講師は、鎌ケ谷を中心に、図書館・小学校などで子どもたちにおはなしを届ける活動をされているボランティア団体「おはなしのつばさ」の顧問の菊地芙美子さんです(平成19年4月にこどもの読書活動優良実践団体として文部科学大臣賞受賞)。


「ぺれのあたらしいふく」の読み聞かせ

   「子どもと絵本をむすぶ グループの子どもたちへ 読み聞かせの工夫」と題して、「読み聞かせは、子どもたちに良い絵本を出会わせるのが主な目的です。親が我が子に読む場合は基本的に自由でよいのですが、集団の子を対象に読む場合は、前もっての準備が必要になります」という前置きから講座が始まりました。


パネルシアター「あがりめさがりめ」

   お話会の5W1H(いつ・どこで・だれに・なぜ・何を・いかに)を軸とし、プログラムの作り方や、読み聞かせに適した絵本選びについて、読み方の練習など、事前準備の段階から、実際に読み始める時の注意点、終わった後の記録までを具体的に話されました。


手袋人形「野原のひつじ」

   そして、年齢に応じた絵本のリストの紹介。3から4歳向け、4から5歳向け、小学校1から2年生向け、3から4年生向けに、手遊び(わらべうた)、手袋人形、絵本、パネルを組み合わせたプログラムの実例も併せていくつか目の前で披露していただきました。


手袋人形「あらよっ!とき」

   また、先生の失敗談として「絵本がめくりにくいので指サックをしたら、指サックが飛んでしまった。長い本は読み聞かせで持っていると重くなってしまうので、年を重ねると語りを中心に入れていけば楽になります。」と楽しく具体的に話され、締めくくりました。21人の方が受講し、「自分の子どもや小学校の読み聞かせの参考になった」と感想を聞かせてくださいました。
 


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ