ぐるっと流山 第2回アプリコンテスト

ページ番号24327 更新日 平成27年1月21日

オープンデータを活用したアプリが多数

発表者のプレゼンテーション

 平成27年1月10日、市役所で流山市と市議会のオープンデータを利用した、スマートフォンアプリや、パソコンやスマートフォンのインターネットブラウザから利用可能なWEBアプリケーションの提案を競うコンテストが開催されました。9月1日から11月28日まで募集していたこのコンテストには、30件の応募があり、当日は事前審査を通過した13件の発表がありました。
 また、今回のコンテストの様子はUstream(ユーストリーム)を利用して中継されました。


アイデアあふれる発表

 オープンデータとは、公的機関などが保有する情報を利活用の制限なしに公開するという考え方です。流山市は、市議会と共にオープンデータを推進しており、市の公共施設や設備の位置情報など約25種類のデータについて、コンピュータへの読み込みが容易な形式で公開しています。


市議会のオープンデータを利用したアプリ

 今回のコンテストは、流山のオープンデータを活用したオリジナルのアプリについて募集したもので、市役所と市議会のそれぞれのオープンデータを利用するアプリのアイデア部門と実際にアプリを作成するプログラミング部門で競われました。審査委員は、井崎市長、海老原市議会議長をはじめ大学教授や民間会社の有識者、市民の代表など8人が務めました。


インターネットでの中継による発表
インターネットでの中継による発表

 当日は、市議会のアイデア部門には事前通過者がなかったことから、市役所のアイデア部門4件、プログラミング部門9件の発表が行われました。いずれも流山市が公開しているオープンデータを有効に活用したもので、独創性にあふれるものばかりです。審査委員からは、着眼点の素晴らしさや、実用に向けての改善点や発展性について意見が出されました。今回の応募者の中には県外からお越しになった方や、カナダに留学中の高校生によるSKYPE(スカイプ)を利用したインターネット中継での発表などもありました。


優秀賞を受賞した江戸川大学マス・コミュニケーション学科演習・実習1

 厳正な審査の結果、いずれの部門でも最優秀賞と優秀賞が選ばれ、市役所アイデア部門の優秀賞は、江戸川大学マス・コミュニケーション学科演習・実習1.の「流山安心アプリ「みんな安全避難」」です。
 このアプリは災害時に、「子どもを連れているから一番距離が短いルートで避難所に行きたい」などの条件を設定することで、最適な避難ルートを表示し、案内するものです。シンプルで分かりやすいことが評価され、災害時に通れない場所などが発生した場合などの対応ができればさらに良いアプリになるなどのアドバイスが出されました。


最優秀賞を受賞したチームIP

市役所のアイデア部門では、チームIPの「流山ジョーンズ(森のまちの失われた伝説)」が最優秀賞に選ばれました。このアプリは、流山100か所巡りのオープンデータを利用しており、毎日配信される市のスポットに関連したミッションをクリアしていくゲームアプリで、市民参加型の観光アプリとしての将来性が評価されました。


海老原議長と優秀賞の紙谷博城さん

 プログラミング部門の優秀賞は、紙谷博城さんの「ごみの日ですよ!(流山市)」が受賞しました。このアプリはごみの捨て忘れを防ぐために、住んでいる地域のごみの収集日を通知してくれるもので、ごみの種類ごとに通知のオンオフや時間などを設定できます。設定が簡単で使いやすいことが評価されました。
 


井崎市長と最優秀賞の板橋さん

 プログラミング部門の最優秀賞は板橋範昌さんの「流山ごみ収集アプリ」が最優秀賞を受賞しました。このアプリは、本市に転入されたばかりの時にごみの収集日が覚えられなかったご自身の体験をもとに、住んでいる場所を設定するだけでごみの収集日を通知するアプリです。このアプリは、使いやすさと便利さ、そして今後の発展性が評価されました。板橋さんは「今日のコンテストで、他の人のアプリはとても個性があり、勉強になりました。専門家の方などから、自分のアプリに対するアドバイスもいただけてよかったです」と話してくださいました。


参加者と審査委員の皆さん

 審査委員を務めた井崎市長は講評で、「そのまますぐに使えるものから将来性があるものまで、オープンデータをさまざまな形に活用していただいてうれしい。今回は市外の方からも応募があったので、流山市に興味を持ち続け「てほしい」と話しました。


関連リンク

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ