ぐるっと流山 笑って健康!お笑い大行進40回記念大会 新春初笑い

ページ番号24216 更新日 平成27年1月5日

多くの園芸ファンが漫才や芝居を楽しみました

 1月4日(日曜)、流山市生涯学習センターで「笑って健康!お笑い大行進40回記念大会~新春初笑い」が行われ、多くの演芸ファンがお正月のひとときを愉快な漫才や芝居で楽しみました。流山市の健康都市宣言を受け、笑いと健康学会(澤田隆治会長)と漫才協会(青空球児会長)の協力を得て中高年者を対象に「外出を楽しみに、腹の底から笑って健康を!」と続けられている漫才大会。今回は、新春初笑いに相応しく8組のベテランから若手までのお笑いコンビや大衆人情芝居などが正月の舞台を飾りました。


トップバッターはチョコレート球団

平成22年5月に流山市文化会館で「ゆうゆう大学公開講演会」として「笑いと健康学会」の澤田隆治会長にご講演をいただき、ぴろき師匠もゲスト出演し会場の皆さんと健康づくりを考えました。6月の「千葉県民の日」には流山市生涯学習センターで「笑って健康 感謝祭!」を開催。夏休みの8月から「笑って健康!お笑い大行進」がスタートしました。漫才バンドの演奏や演歌歌手、浪曲師、マジシャン特集なども行い、関連企画として「喜劇映画展」なども行い。この日、40回の節目を迎えました。


漫才協会の「元気印」けいいちけいじ

 トップバッターは、流山市生涯学習センターには2回目の登場というチョコレート球団です。コンビを結成しまだ5年目。「ホクホクコンビ」と称され、いじりいじられの癒し漫才。2人の仲の良さが微笑ましい舞台を生み出します。2番手は、漫才協会の「元気印」と親しまれているけいいちけいじ。好青年っぽく登場して、早口で内輪もめを起こし、「いいかげんにしろっ!」と舞台袖に帰っていく伝統的パターンで会場を沸かせました。これまで漫才新人大賞のファイナルには残るものの大賞には至っていないことから、流山で場数を踏んでぜひ新人大賞を獲ってほしいと応援するファンも多いようです。


三味線を持って登場したコンパス

3番手に三味線を持って登場したのは、流山の西本宏一と富山の中島和彦の人気コンビコンパス。民謡ネタで会場を巻き込んで笑わせます。漫才新人大賞を受賞した2011年には流山市生涯学習センターでお祝いの舞台を披露。「J:COM東葛・葛飾」でレギュラーを2コーナー持ち、「笑って健康!お笑い大行進」のマスコット的な存在です。第1部のトリを飾ったのは、宮田陽・昇。ロケット団、ナイツ、ホンキートンクら4組で「漫才協会の四天王」と呼ばれています。今回はお国自慢ネタで舞台を飾りました。2012年に第66回文化庁芸術祭賞新人賞を受賞した際には流山市生涯学習センターでお祝いの大会も開催しました。


第一部のトリを飾った宮田陽・昇

中入りを挟んで第2部は、ザ・風林火山の大衆人情芝居です。今回は白虎隊に志願する息子と家族の葛藤を客席も降りて笑わせながら展開。シミキンこと清水金一の劇団を経て1966年「風林火山」を結成。当時一世風靡した大宮デン助劇団の向こうを張って、人情まげもの喜劇を売り物に人気を二分する活躍をみせ惜しまれながらも一旦解散した後、再結成されたザ・風林火山。珍しい大衆劇に懐かしさを感じる中高年も多く、客席を巻き込んでの喜劇は流山市生涯学習センターでも根強いファンを持っています。


客席を巻き込んでの喜劇

 上野の鈴本演芸場から舞台衣装のまま電車で流山に駆け付けたすず風にゃん子金魚。元女優で歌手のにゃん子と元幼稚園の先生だった金魚の女性漫才コンビです。金魚が季節や時事ネタを頭にのせる手づくり髪飾りは昨年、流山市生涯学習センターで展示会を開催し人気を博しました。この日の髪飾りは、干支の羊を中心にお正月バージョン。結婚願望や持家願望を自虐的ネタにして、得意のゴリラの真似では客席からバナナを差し入れられていました。


すず風にゃんこ金魚

  フジTVの視聴者参加番組「漫才大学」からプロの道へ進んだ春風こうたふくた。歌謡ショー、フロアショー等あらゆる舞台を経て昭和46年から寄席をベースにTV・ラジオに進出。風刺の効いたギャグと噛みつき漫才が人気です。ふくた師匠は霊界漫才も得意で流山市生涯学習センターで展開しているサブカルトークショー「心霊VS科学」などにも出演しています。2月27日(金曜)の夜にも「光玉」をテーマにトークショーが予定されています。

 


春風こうたふくた

 オオトリは、大阪の高校で同級生が1965年に漫才コンビを組んで今年11月に50年目の節目の年を迎えるおぼんこぼん師匠。この日も軽妙な漫才はもちろんタップに歌で会場を沸かせました。漫才協会のメンバーでジャズバンドも持つ多芸なコンビで、流山市生涯学習センターを中心に展開している流山ジャズフェスティバルにも出演しています。この日は、漫才の後に漫才協会のカレンダーや妖怪ウォッチなどが入った「福袋」が当たる抽選会も開催されました。
 
 


オオトリはおぼんこぼん師匠

司会と解説は、澤田隆治プロデューサーでした。澤田さんは、ご自身のTV番組「花王名人劇場」と「ズームイン朝」が始まるときに糖尿病を患い、お仕事を続けながら、食事とウォーキングで血糖値を正常にされたそうです。これを機に、笑いを社会の役に立てたいと考え「アメリカの良心」と謳われたジャーナリストのノーマン・カズンズが自らの闘病体験を著した「笑いと治癒力」にヒントを得て、 笑いを健康学会の活動を始めました。次回、「笑って健康!お笑い大行進41」は、平成22年に流山で「笑いと健康」の講演が行われてから5周年。そこで会場を流山市文化会館ホールに移し4月4日(土曜)14時から計画しています。お問い合わせは流山市生涯学習センター(04-7150-7474)へ。


関連リンク

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ