ぐるっと流山　東部公民館第1回ハートフルコンサート

　平成26年12月14日（日曜日）、東部公民館（指定管理者：NPO法人コミュネット流山）で、「第1回ハートフルコンサート」が開催されました。「クラシック音楽を地域の皆様へ」を合言葉に始まりました。大勢の方にきていただき、「感激した」、「心温まるハートフルなコンサートだった」という声をたくさん寄せられました。

　渡邉真弓さんは、東京藝術大学を卒業、日本音楽コンクールなどで入賞され、ソプラノ歌手としてご活躍されています。この日のプログラムはソプラノ独唱「里の秋」から始まり、「かやの木山の」、美智子皇后陛下の詩の「ねむの木の子守唄」、金子みすゞ詩の「こだまでしょうか」など、マスカーニの「アヴェマリア」と続き、喜歌劇「こうもり」よりアデーレのアリアで第1部が終わりました。「“こだまでしょうか”では孫とのやりとりが浮かんできました」との声がありました。

 

　伴奏役の江崎宏子さんは、武蔵野音楽大学卒で、数多くの音楽フェスティバルに出演されています。チャイコフスキーの「四季」から“トロイカ”,“クリスマス”、リストの「エステ荘の噴水」などを熱演されました。作曲者、曲や聴きどころなどのお話しがあり、「解説が良かった」、「リストが好きになった」の声もありました。

　第2部は、渡邉さんの透き通るソプラノの「アメージング・グレース」から始まり、続いてクリスマスプログラムとして「もろびとこぞりて」などあり5曲目の「あわてんぼうのサンタクロース」では、渡邉さんが後方のドアからサンタ姿で登場、プレゼントまで用意されていました。「忘れな草」、「ある晴れた日に」をダイナミックに歌いあげ、締めくくりました。観客からは、ブラボーがたくさん上がりました。1階の事務室でも臨場感あふれるものでした。お客様から「ぜひ次回も参加したい」との声が多数ありました。

 

　アンコールに応え、渡邉さんはNHKスペシャルドラマ“坂の上の雲”の主題歌である「Stand　Alone」を花束持ち、歌いあげました。最後には、会場全員が渡邉さんのリードのもと、「きよしこの夜」を大合唱して終わりました。東部公民館では、これからも本物の音楽を提供していきます。

冒頭の館長挨拶のように、東部公民館では“文化の香り高い公民館”も目指しています。平成26年11月15日・16日の東部公民館文化祭には、東部公民館で活動する団体が舞台発表に展示に多数参加されました。初日の冒頭には東小学校吹奏楽部の65人の生徒さんが吹奏楽と歌を披露してくれました。平成27年度は6月に文化祭を行う予定です。