ぐるっと流山 国登録有形文化財の登録証を授与

ページ番号23786 更新日 平成26年12月11日

流山本町の歴史的景観に寄与

後田教育長と田上さん、石井さん

 平成26年12月10日、教育長室で、今年3月に国登録有形文化財に登録された「笹屋土蔵」の所有者・田上郁夫さんと「清水屋本店」の石井憲光さんに、国から授与された登録証とプレートが、後田教育長から手渡されました。
 3月に国の文化審議会の答申を通過し、10月に登録名簿に搭載されるなどの手続きを経て、この日の授与式となりました。


灯環(とわ)として生まれ変わった笹屋土蔵

 「笹屋土蔵」は、流山本町にある笹屋寝具店の土蔵で、1898年(明治31年)に呉服店「三河屋」から譲り受けて移築したものです。現在は、市の補助制度を活用し、蔵のカフェ+ギャラリー灯環(とわ)として、流山本町を活性化させるスポットとして生まれ変わっています。
 田上さんは「テレビなどの影響もあって本町を訪れる人は多くなってきましたが、より賑やかになるように、笹屋寝具店自体も活性化に貢献していきたいと強く思います」と話してくださいました。


清水屋

 「清水屋本店店舗兼主屋」は、流山本町にある老舗の和菓子店。明治中期に建築されたもので、居住の増築や江戸川堤防の高さを変更する工事などに伴った改修など、幾度か改良が加えられた跡が分かることも文化財としての価値があるとされています。
 石井さんは「登録の喜びと共に、歴史の重みも感じています。これからもこの伝統を守り、引き継いでいかなければならないと思います」と話してくださいました。


教育長に登録の喜びを語るお2人

 流山本町には、呉服新川屋店舗と寺田園旧店舗(現・万華鏡ギャラリー見世蔵)の2つの国登録有形文化財があります。
 また、市の補助金を活用した「イタリアンレストラン・丁字屋 栄」や、細川紙、石州半紙とともにユネスコ無形文化遺産に登録された本美濃紙を使った照明などを販売する「流山あかり館・彩(いろどり)」、10月にオープンしたばかりの管理栄養士のビストロEIZEN(えいぜん)など、魅力が満載ですので、ぜひ一度足をお運びください。


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