ぐるっと流山 災害救助犬との合同訓練

ページ番号23692 更新日 平成26年12月2日

災害救助犬との合同訓練

   11月18日、東消防署訓練場で、災害救助犬との合同訓練が初めて実施されました。これは、平成23年3月11日に発生した東日本大震災(死者15、889人、負傷者6、152人)や平成26年8月20日に広島県広島市で発生した豪雨による土砂災害(死者74人、負傷者44人)などの大規模な災害により、要救助者がどこにいるか分からず捜索が困難な状況であった過去の災害などを踏まえ、NPO法人・日本救助犬協会・浦安チームの協力のもと、何時発生するやも知れぬ大規模災害に対応するために流山市消防本部が実施したものです。


災害救助犬と一緒に要救助者のいる場所を特定

   訓練は、土砂崩れにより建物2棟が倒壊、1棟が土砂に埋もれている状況で要救助者が4人いるという想定で実施されました。救助隊による捜索では発見が困難なため災害救助犬の要請をし、捜索犬1頭、確認犬2頭により要救助者のいる場所を特定し、最終的には救助隊による救出活動を行うというものです。


合同訓練

   この訓練では、災害救助犬の役割や消防との連携方法など検証・確認し、犬のするどい嗅覚を駆使して捜索を行うことにより、要救助者の早期発見および効率の良い救出活動を行えることがわかりました。


救助隊による救出活動

   今回、浦安チームの災害救助犬11頭が訓練に参加していただき、そのうちの3頭は、東日本大震災や広島県での土砂災害にも出動し、実際に要救助者の発見をするなど、さまざまな災害に対し活躍の範囲を広げています。今後もこのような訓練を重ねていき、災害発生時の際には災害救助犬と消防機関が連携し円滑な活動ができるように努めていきます。


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