ぐるっと流山 舞踊集団菊の会公演日本のおどり「ふるさと囃子」

ページ番号23639 更新日 平成26年11月27日

舞踊集団菊の会公演日本のおどりふるさと囃子

   11月24日(月曜)、流山市生涯学習センターのホールで「舞踊集団菊の会公演日本のおどりふるさと囃子」が行われました。客席に獅子が登場する「江戸太神楽寿獅子」で始まり、長唄「寿菊三番叟」、ユーモラスな狂言舞踊「棒しばり」と文化庁の学校公演をそのまま当センターで再現してくださった第一部。そして、第二部は民族舞踊詩「ふるさと囃子」と続き、エンディングでは地域の子ども達も参加しての「傘おどり」が披露されました。客席には井崎市長も駆け付け子どもたちを激励していました。


主催した「菊の会」の皆さん

   主催した「菊の会」の皆さんは、明日の日本を担う子ども達に、日本の芸能に触れる機会をと学校公演などにも力を入れています。舞踊集団として黒沢明監督の「夢」にも出演していますが、最近では、役所広司さんや岡田准一さんが出演した映画「蜩の記」で菊の会の畑聡代表が舞踊シーンの振付を担当し、堀北真希さんとともに、同会の皆さんが踊っていることでも有名です。


舞踊集団菊の会公演日本のおどり

  菊の会の皆さんは、流山市内では、8月11日に流山市生涯学習センターが主催した夏休み子どもワークショップ「日本のおどり体験教室“銭太鼓・傘踊り”を踊ってみよう!」でご指導くださったのをはじめ、南流山小学校で指導された児童と一緒に7月26日には流山駅前フェスタに出演し、迫力ある阿波踊りを披露してくださるなどさまざまな場でご活躍いただいています。


舞踊集団菊の会公演日本のおどり

  文化庁の学校公演では、獅子が体育館の児童の中に突然現れると、低学年児童が驚いて大騒ぎするエピソードなども紹介しながら、日本の伝統芸能を解りやすく解説。狂言舞踊の「棒しばり」では、主人の留守に手を縛られたお酒好きな部下がなんとか酒を飲もうと涙ぐましい努力をするユーモラスな舞台に会場は子どもも大人も大笑い。エンディングでは、流山市立南流山小をはじめ松戸市立小金小、柏市立旭小の児童が参加して菊の会の皆さんと一緒に傘を回しながら客席を駆け抜ける演出もあり大きな拍手が贈られていました。

 


「祝い太鼓」が演奏

  民族舞踊詩「ふるさと囃子」では、飾山囃子や秋田音頭で幕が開き、ひょっとこやおかめ、恵比寿が登場するユーモラスな神楽囃子、ステージが狭く山車人形は出せませんでしたが土蜘蛛や頼光、赤鬼が登場する「御陣乗太鼓」、米づくりの春から秋までを表現し、日本の農村を彷彿とさせる「百姓おどり」、そして「口上」を挟んで、津軽じょんがら節・津軽山唄・おてもやん・ソーラン節・さんさ時雨のメドレーへと続きます。


「傘おどり」

  ステージに大小の太鼓が並び勇壮な「祝い太鼓」が演奏され、秋田荷方節が舞われると、今夏、流山市生涯学習センターでワークショップも行われた有名な「銭太鼓」が披露されました。そしてクルクル傘を回しながら舞う「傘おどり」からエンディングまでは揃いの着物を着た子ども達も参加。これまでの出演者が全員舞台や客席に立って賑わいを演出しながら幕を閉じました。菊の会では、12月19日(金曜)から小学4年生から高校生までを対象に盆踊りや阿波踊りを無料で指導する「お祭りおどりの広場」を開催するそうです。お問い合わせは同会事務局(03-5983-6001)へ。


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