ぐるっと流山 企画展「流山の地名を歩く」

ページ番号23271 更新日 平成26年10月23日

流山の地名の移り変わりをたどる

企画展「流山の地名を歩く」

   流山市立博物館では企画展「流山の地名を歩く」を開催中です。「流山の地名の由来は?」博物館にしばしば寄せられる質問です。少し謎めいた印象を受ける地名に興味をひかれる方が多いようです。流山に限らず、身近な地名に関心を持つのはごく自然なことでしょう。そうした中、博物館で開催中の企画展「流山の地名を歩く」も、たくさんの来場者の方々でにぎわっています。


伝説を紹介するコーナーも

   企画展では、流山市内の数多くの地名が、いつごろから記録に見えているのか、またその後の移り変わりを丹念にたどっています。「矢木郷」は市内で確認できる最も古い地名で、鎌倉時代の文書に見えます。江戸時代の「国絵図・国郷帳」を見ると、今に伝わる地名の多くがこの時代に出そろったことがわかります。昭和30年代以降、大字として新たな地名が誕生した反面、幾つかの地名が姿を消しました。多くの方が関心を寄せる地名の由来については、伝説を紹介するコーナーもあります。


展示風景

   企画展を通して、土地の歴史をひもとくには、地名の歩みをたどることが欠かせないと実感できます。企画展の開催期間は、12月7日(日曜日)まで。休館日は月曜日(10月13日・11月3日・24日は開館)、10月31日(金曜)、11月4日(火曜)・25日(火曜)です。場所は、流山市立博物館(電話04-7159-3434)で、9時30分から17時まで開催しています。入場料無料。


調査研究報告書

   企画展にあわせ11月2日(日曜)には展示解説会を、11月23日(祝日)には「日本の地名―<過去への道標>としての歴史的地名の現状」と題し、今尾恵介さん(地図研究家)の講演も予定しています。また、企画展に展示した写真などを収録した調査研究報告書も販売中です。 体裁:A4判・60ページ、価格は500円(税込み)です。


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