ぐるっと流山 高校演劇部が秋の舞台を発表

ページ番号23187 更新日 平成26年10月16日

千葉県高校演劇第一地区秋季発表会

   千葉県高校演劇第一地区秋季発表会が10月11日(土曜)・12日(日曜)の2日間、流山市文化会館で開催され、多くの演劇ファンで賑わいました。この発表会は、千葉県高等学校文化連盟や同連盟演劇専門部会、千葉県高等学校教育研究会演劇部会、千葉県高等学校演劇連盟が主催、千葉県教育委員会や流山市教育委員会が共催して毎年開催しているものです。


2日間にわたって公演

   11日(土曜)は、県立柏高の「最終初期設定」、流山高の「夢見草の咲く季節」の2作品が午前中に、午後からは野田中央高の「草野球の詩」、流山おおたかの森高の「もしもあのとき」が上演され、翌12日(日曜)には、流山南高の「生きる意味」、東葛飾高の「ミス・ダンデライオン」、柏中央高の「メビウスの輪」が演じられました。舞台セットなど転換の幕間には、出演者と客席とで質疑や感想などが交わされていました。


舞台裏

   進路に悩む高校生が森の中で鞄をなくしてしまう「夢見草の咲く季節」や中学生最後の夏の大会で大敗してしまうソフトボールの女子部員が亡き父との思い出から明日への希望をつかむ「草野球の詩」、部室に閉じ込められてしまった演劇部員の恋と友情をミュージカル風に仕上げた「もしもあのとき」、SNSの中でつくられたルールに従って生きる近未来SF「メビウスの輪」など高校生らしい元気いっぱいな舞台が次々と展開されました。


高校生らしい元気いっぱいな舞台

   夏休みに流山の白みりん200周年を記念して流山にお住いの漫画ストーリー作家・青木健生さんの書下ろしによる白みりんをテーマとした「白き魔術の継承者」を流山おおたかの森高が、しょうゆをテーマとした「SHOU-TIME!」を野田中央高がそれぞれ演じたのもこの会場です。今回の秋季発表会には、青木さんをはじめ白みりん200周年記念演劇公演を企画した流山市生涯学習センターのスタッフらが応援に駆け付けていました。


多くの演劇ファンで賑わいました

   会場となった流山市文化会館は、演劇部員の間で「高校演劇のメッカ」とも言われています。前週の4日(土曜)には小池博史ブリッジプロジェクトによる宮沢賢治の「風の又三郎」も同会館で公開され、演劇を学ぶ高校生たちがプロの舞台を鑑賞しました。同じテーマで高校生らが創作したオリジナルシナリオを20分間で演じ合う「高校演劇20分シアター」をはじめ、照明や音響、舞台の基本や機械操作などを学ぶ演劇ワークショップ、千葉県高校演劇第一地区夏季発表会など高校演劇部が演じ学ぶ場として親しまれています。


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