ぐるっと流山 平成26年度青少年主張大会

ページ番号22950 更新日 平成26年9月30日

東深井中3年田中菜子さんに栄光

開会式

   9月18日(木曜)、市文化会館で「平成26年度流山市青少年主張大会」が開催され、市内の中高生11人が出場しました。この大会は、成長期にある青少年が、日常生活の中で日ごろ考えていることや心の思い、感銘を受けた経験などを自分自身の言葉でまとめ発表し、同世代や、多くの大人に現代の青少年への理解や関心を深めてもらおうというものです。昭和60年からはじまり、今年で30回目の節目を迎える大変歴史のある大会です。


講評

   開会式では緊張している様子だった発表者の皆さん。しかし、いざ舞台に立つと、落ち着いて自分の思いを発表しており、その堂々とした姿に驚かされました。全員が日々の練習の成果を存分に発揮しており、レベルの高さを感じました。発表の内容は、捨て猫を家族に迎えたことから命の尊さに改めて気づかされた話、部活中に負った怪我から仲間と練習出来ることの幸せを実感したこと、家族や先生や仲間に支えられて生きることへの感謝の気持ち、幸せは誰かと分かち合ってこそ喜びが倍になることなど。どの発表も自らの言葉で自らの思いを形にしたものであり、とても素晴らしいものでした。


最優秀賞の田中さんのテーマは「祖父から学んだ大きな宝」

   客席には、発表者の方のクラスメートや担任の先生、校長先生、PTAの方、保護者の方、流山市議会議員や流山市生涯学習審議委員、流山市青少年育成会議の方々、そして一般の方など300人以上の方々が応援に訪れ、皆さんの素晴らしい発表に真剣に聞き入り、盛大な拍手を送っていました。発表者の皆さんの思いの詰まった内容、そして素晴らしい表現力、力強い発表はまさに甲乙つけ難いものでした。審査員の方々は順位をつけることに非常に御苦労されている様子でした。審査委員会での厳正なる審査の結果、東深井中学校3年田中菜子さんが最優秀賞に選ばれました。また、南部中学校3年吉田萌木さんと南流山中学校3年安部雪乃さんが優秀賞を受賞されました。


平成26年度流山市青少年主張大会参加者の皆さん

   最優秀賞の田中さんのテーマは「祖父から学んだ大きな宝」。自分と似ているといわれる祖父の生き様。職人気質で頑固者だけど、誰に対しても気配りの出来る祖父。誰であっても、辛いときは支えてやろうとする祖父の生き方を見て、自分も人の優しさや痛みのわかる人間になるため「人生そのもの」を学ぼうと決意したこと。それこそが、祖父から学んだ大切な宝物であることを、力強く語りました。最後に若松審査委員長から、1つ1つの発表についての感想が述べられ、大会は幕を閉じました。


千葉県大会で最優秀賞を受賞した田中さん

   最優秀賞の田中さんは、9月28日(日)に千葉市文化センター3階アートホールで開催された第36回「私の思い~中学生の主張~千葉県大会」に市代表として出場し、県内48校2,798点の作文の応募から選ばれた13人の出場者が熱弁をふるう中、田中さんは見事に最優秀賞の栄冠に輝きました。県大会でも最優秀賞を受賞された田中さんは、11月9日(日曜)に開催される「少年の主張全国大会」の県代表に推薦されます。


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