ぐるっと流山 夏休み子ども体験教室

ページ番号22659 更新日 平成26年8月29日

公民館イベント「夏休み子ども体験教室」

   8月3日(日曜)・9日(土曜)・23日(土曜)に、中央公民館で、公民館イベント「夏休み子ども体験教室」が開催されました。このイベントは、体験教室を通して夏休みの思い出つくりや親子のふれあいを目的に企画されたものです。初日の「スーパー紙トンボを作ろう!」では、スーパー紙トンボの会 鎌形武久さんが講師。子どもとその保護者の総勢86人が紙トンボをつくりました。今回作成した紙トンボは牛乳パックのような紙が材料で、飛ばすことはもちろんのこと、手でキャッチをしても怪我をすることがないくらい安全な作りになっています。


スーパー紙トンボを作ろう!

    講師が作り方を説明し、子どもが一生懸命工作をしました。鎌形さんは「紙トンボをより高く飛ばすための飛ばし器は、簡単な作りですが、使い方がわかる人はほとんどいません。学校の先生でも一から説明を受けなければわからないくらいです。なので、今日は飛ばし器の使い方をマスターして、帰ってからも自分で紙トンボを飛ばして遊べるようにしましょう。」と子どもたちに伝えていました。


紙トンボを飛ばす体験

   子どもたち全員の作成作業が終わると、実際に飛ばし器を使用し、紙トンボを飛ばす体験をしました。飛ばし器を使い、高く飛ばせた子の紙トンボ見て、周りは「ワァー!」と大きな歓声が上がっていました。「自分たちの予想をはるかに上回る飛び方をして、とても感動と喜びを得ることができました。また、飛ばし器のメカニズムも目からうろこで、驚きの連続です。」と話す参加者も。


昆虫の生態や流山に居る虫の種類などを説明

    8月9日の「昆虫っておもしろい!」では、41人の親子が参加しました。昆虫の生態や流山に居る虫の種類などについて東葛飾むしの会の里中正紀さんが講師として説明してくれました。スクリーンに映る珍しい昆虫や蝶の画像に合わせて里中さんから詳しい解説。


昆虫を捕まえるための「バナナトラップ」の作り方の実演

   また、昆虫の話だけでなく、実際に昆虫を捕まえるための「バナナトラップ」の作り方の実演もしてくれました。「カブトムシやクワガタなどの虫は、木の蜜の匂いにつられて集まります。バナナトラップは匂いが強く、周囲に広がりますが、本物の木の蜜には敵いません。一度試してみて虫がいなくても、仕掛ける高さ、仕掛ける木の周辺環境など環境を変えて何度も挑戦してください。そういった試行錯誤をしていくことはとっても科学的なんです。」と里中さんは子どもに伝えていました。


標本

    バナナトラップの話が終わると、休憩をはさみ、世界の珍しいカブト虫やクワガタ、色鮮やかな蝶などの標本を見学しました。 子どもだけでなく、同伴した保護者の方たちも標本にくぎ付け。参加者からは「標本にとても貴重な昆虫が多く、楽しめました。息子も、全てに目をキラキラさせていました。」との意見も。


パラパラ漫画のように動くゾートロープの作成

   最終日の「アニメーションの原理を知ろう!」では、34人の親子が参加し、パラパラ漫画のように動くゾートロープの作成を実施。講師には、東京理科大学サイエンス夢工房の山川幸子さん。


パラパラ漫画のように動くゾートロープの作成

   普段見ているテレビは、多くの静止画をたくさん集めたもの、というパラパラ漫画の原理と本日作成するゾートロープの説明をしました。参加した親子からは「いつもテレビのアニメを見ているけど、今日はぱらぱら漫画みたいで面白かった。」「今日やったことで身近なことでもこんなに深いことにつながっているとは思わなかった。アニメとかを作る人の苦労がわかりました。」など、普段の学校生活ではなかなか学べない内容に満足の様子。


34人の親子が参加

   公民館では、冬に親子で体験できるイベントの開催を予定しています。冬の親子体験イベントの参加者は、広報ながれやまやホームページ、公民館ポスター、チラシなどで募集する予定ですので、ぜひご参加ください。お問い合わせは、文化会館電話04-7150-6076)へ。


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