ぐるっと流山 第38回流山花火大会

ページ番号22627 更新日 平成26年8月27日

夏の夜空に一万発の大輪が咲く

花火に見入る観客

 夏の風物詩として、市民はもとより近隣のたくさんの方々に親しまれている「流山花火大会」が38回目を迎え、8月23日(土曜)、流山市流山の江戸川堤で盛大に行われました。ことしも、埼玉県三郷市の「みさとサマーフェスティバル花火大会」との同日開催で、両市合わせて一万発の大輪を夏の夜空に色とりどりに咲かせました。


花火を待つ方でにぎわう屋台村
花火を待つ方でにぎわう屋台村

 テレビ朝日のスーパーJチャンネルで、花火写真家おすすめの花火大会第1位として紹介されるなど、各種マスコミで報道していただいたこともあり、打ち上げ場所の目の前で見られる迫力満点の有料観覧席は事前にすべて完売。無料観覧席も見えやすい場所から次々と埋まっていき、打ち上げ開始前には花火を楽しみにする方たちのシートで土手斜面は埋め尽くされました。朝には小雨が降るなど少し心配された天気も、午後からは雨も降ることなく無事に開会を迎え、約16万5千人もの観客が光と音の共演を楽しみました。


点火式

 開会式では、流山商工会議所の池森政治会頭、衆議院議員の斉藤健議員、井崎義治市長が挨拶し、皆さんの協力があってこその花火大会だと感謝の言葉などを述べました。三郷市との同時打ち上げの時刻が近づくと、池森会頭、斉藤議員、井崎市長、市議会の海老原功一議長、県議会の小宮清子議員、武田正光議員が点火台へと進み、流山市観光協会の坂巻儀一会長の合図とともに一斉に点火。導火線に火花が走り、見事、一発目の大きな花火が夜空に打ちあがると、それと同時に観衆からの大きな歓声も上がりました。


大勢の客でごったがえす会場周辺

 伝統的な日本花火やスターマイン、ハート型などの変わった形の花火が次々と連射され、七色の光とともに大きな炸裂音がドンッドンッと夜空に響き渡ります。一般の方から募集した有料で希望のメッセージを花火の打ち上げと一緒に読み上げるメッセージ花火には6人の方から応募があり、同僚や家族、恋人へのメッセージが読み上げられました。流山花火大会の代名詞ともいえる、高速で次々と打ち上げられる花火に合わせて音楽が同調する「スカイミュージカル」は今年も大迫力。今年はさらに要所で花火を扇形に打ち上げる新たな演出も導入しています。今年大ヒットした映画の主題歌など、曲ごとに合わせてテンポよく打ちあがる特殊な花火が見事にコラボレーションする花火ショーは観客の皆さんを魅了しました。


車いす優先観覧スペース

 花火が一望できる市役所の駐車場の一部では、「車いす優先観覧スペース」として、車いす利用者と付添者に開放しました。今年は13組39人の方々が利用され、ゆったりとしたスペースで花火を楽しまれました。車いすを利用しているお子さんに花火を見せようと利用した保護者の方は「昨年もこちらで鑑賞しました。人混みの中に出かけるのは難しく、こういう場所でないと外に出かけられないので助かっています。存分に花火を楽しむことができ、子どもも喜んでいます」と話してくださりました。


J:COM東葛で生中継

 花火の様子は、J:COM東葛でも昨年に続き生中継が行われました。流山出身のお笑いコンビ「コンパス」などがリポーターを務め、3台のカメラにより多方面から撮影され、花火の炸裂音はもとより会場で流れるナレーションやスカイミュージカルの音楽も集音。都合で会場まで来られなかった皆さんにも、ご自宅にいながら臨場感あふれる映像と音で、花火をお楽しみいただけたのではないでしょうか。なお、花火大会の開催に当たり、今年も多くの皆様より、前年を上回る約840万円の協賛金が寄せられています。


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