ぐるっと流山 夏休み親子水道施設見学会

ページ番号22470 更新日 平成26年8月8日

夏休み親子水道施設見学会

   8月7日木曜、夏休み親子水道施設見学会が実施されました。参加者は、流山市内にお住まいの小学生とその保護者の方たちです。流山おおたかの森駅東口ロータリーに朝8時50分に集合し、専用バスに乗って北千葉広域水道企業団松戸庁舎に向かいました。毎年たくさんの方たちから参加希望があり、大変人気のイベントです。


テーマは「江戸川から蛇口まで」

   「江戸川から蛇口まで」をテーマに、最初は北千葉広域水道企業団の職員からの説明を受け、クイズ形式のスライドに熱心に参加していました。また、水道施設の役割や、水道施設でどのような浄水処理が行われているかなどの説明を受け、参加者は熱し聞き入っていました。


江戸川にある取水口

   施設として訪れた場所は、江戸川にある取水口です。前もって説明を受けていたこともありますが、実際に取水口を見学して、水道水が江戸川の水から作られていることやどのように江戸川から取水しているかなどを再確認していました。次に、取水後の水の流れに沿って、施設の見学をしました。大きな活性炭注入施設、停電した場合に働く巨大なエンジンを持つ発電施設、建物の中に並ぶポンプや浄水場との連絡のための通信施設などを見学しました。参加者の皆さんは、敷地内の施設の役割の説明を受け、普段は見られない取水施設の大きさに目を見張っていました。


薬剤を使用して実験

   施設の見学後は、水道の水がどのように作られるか、活性炭、凝集剤(水道原水中のにごり等を除去するためなどに用いられる薬剤)、塩素(次亜塩素酸ナトリウム)等を使用した実験を行いました。江戸川から取水された原水のにおいを確認して、においを取るために活性炭を入れて黒く濁った水をかき混ぜ、凝固剤を入れてさらにかき回して、それをろ過してきれいな水を作り、殺菌のために塩素を入れる工程を実際に実験で再現し、参加者は、ビーカー、フラスコなどを手に取り驚きの声を上げていました。また、大きな顕微鏡で原水中の微生物などを確認も行いました。


きれいで冷たい水に触れる子どもたち

   昼食の後は、またバスに乗って流山市内にある北千葉広域水道企業団の浄水施設を見学しました。管の中にに入れて大きさを確認できる導水管の見本で、参加者は記念撮影し、施設内に並ぶはろ過地などを見学し、特別にめったに見られないろ過地の逆洗作業も見学でき、見学者は、暑さも忘れてろ過地の中に見入っていました。


お土産は水道局で育てたゴーヤ

   場外の施設の見学の後は、現在建設中の高度浄水施設を庁舎の中から見学し、水道水の検査のための設備等を見学した後、バスで流山市水道局おおたかの森浄水場に向かいました。おおたかの森浄水場では、さらに蛇口に近い施設である流山市の浄水場についての説明を受け、水道水の水質検査の部屋で検査の様子を見て、きれいで冷たい水に触れて、さらに地価のポンプ室も見学し、ここから流山市内の各家庭に水道水が送られていることを確認して、夏休み親子水道施設見学会を締めくくりました。帰りには、緑のカーテンのための流山市の水道水で育てたゴーヤなどをお土産に、流山おおたかの森駅で解散しました。


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