ぐるっと流山 柏レイソル流山ホームタウンデー

ページ番号22433 更新日 平成26年8月6日

レイソルが暑さを吹き飛ばす快勝

ハーフタイムでの演奏

 8月2日土曜日、日立柏サッカー場で行なわれたJリーグ「柏レイソルvs川崎フロンターレ戦」のハーフタイムで、流山市立常盤松中学校(鈴木明裕校長)の吹奏楽部(顧問 菊池彰子先生、副顧問 続木万里子先生)が吹奏楽の定番曲「宝島」を披露し、観戦に来たサッカーファン11,963人を魅了しました。


選手たちと記念写真

 この試合は、柏レイソルの流山ホームタウンデーとして市内小学生が無料招待された試合で、ハーフタイムに今年の千葉県吹奏楽コンクールで金賞に輝いた常盤松中学校の吹奏楽部員約50人が出演し、試合中には流山市少年サッカー連盟の子どもたちがボールボーイを務めました。また、開幕セレモニーでは、井崎義治市長、後田博美教育長、常盤松中吹奏楽部部長の後藤彩花さん(3年)が、審判と両チームのキャプテンに花束を贈呈しました。


大役を果たした和田君

 試合開始直前の始球式では、常盤松中サッカー部部長でキャプテンの和田大輝君(3年)がグラウンドへボールをキックインしました。和田君のポジションはキーパー。普段はゴールキックや持ち蹴りなどのロングキックが多く、ショートパスのようなキックはあまりしないため緊張したそうです。また、和田君は、まだ記憶に新しいブラジルワールドカップ日本代表の川島永嗣選手とメキシコ代表のギジェルモ・オチョア選手が憧れの選手とのこと。国の代表として世界で戦っている姿に心惹かれるとのことです。キックイン後、和田君は「とても緊張しましたが、会場の人たちの前で蹴ることができてうれしかった」と大役を果たし、すがすがしい笑顔で話してくれました。


吹奏楽コンククール金賞の実力を披露

 常盤中吹奏楽部がハーフタイムで披露した楽曲は、千葉県吹奏楽コンクール終了後から当日まで約1週間で仕上げました。今年はコンクールとホームタウンデーの期日が近かったため、本番まで1日練習を毎日続けてきました。演奏前には井崎市長から「落ち着いてしっかりと力を出して頑張ってください」と、後田教育長からも、「コンクールで金賞を取った実力をお客さんの前で披露してください」と激励があり、生徒たちは「堂々と楽しんで笑顔で頑張ります」と答えました。本番では息の合った演奏が披露され、会場を盛り上げました。中学生の熱演に、両チームのサポーターの皆さんから惜しみない拍手や歓声が贈られていました。


部長の後藤さんのソロパート

 演奏を終えて、部長の後藤彩花さんは、「リハーサルでは、室内と違い音があまり聞こえなくて自信がなくなってしまいましたが、本番では笑顔で演奏しました。見どころのソロパートもそれぞれが楽しんで演奏できたと思います」と笑顔で話してくれました。


息の合った演奏で観客を魅了

 顧問の菊池先生は、「1年間準備してきたコンクールでは金賞を取ることができ、落ち着く間もなく生徒たちはコンクールから今日までの1週間、ほとんど毎日弁当持参で1日練習しました。外で音が散ってしまい、一人で演奏しているような感じになってしまうのを乗り越え、まとまった演奏ができたと思います。この大きなステージで自分たちの力を試すことができ、レパートリーも広がると思います」と話してくださいました。


ブラジルワールドカップ日本代表・大久保選手と競り合う流山出身の大谷選手
ブラジルワールドカップ日本代表・大久保選手と競り合う流山出身の大谷選手

 試合は、前半アディショナルタイムにレイソルの高山選手が移籍後初ゴールで先制。しかしその1分後にフロンターレの中村選手のゴールで追いつかれてしまいます。同点で折り返したレイソルは、ハーフタイムの常盤松中学校の演奏で力を得て、後半ゴールラッシュ。ケガから9か月振りに復帰した藤田選手、先制点の高山選手、そしてレアンドロ選手が立て続けに3点を奪い、快勝しました。
 現在、レイソルは8位ですが、Jリーグは後半戦に入ったばかり。まだまだ優勝のチャンスもあります。また、Jリーグのクラブチームがまだ達成したことがないナビスコカップ連覇という偉業達成に向けて、1試合1試合全力で戦う選手たちにぜひご声援を。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ