ぐるっと流山 文化会館で第20回子育てコンサート

ページ番号22412 更新日 平成26年8月5日

テーマは「心にしあわせのビタミン!想像の翼広げて~ポップな音楽と心に響くお話の世界」

   8月2日(土曜)、流山市文化会館で「子育てコンサート」が開催され、乳幼児を連れたご家族ら600人が音楽とお話のひとときを楽しみました。生の音楽に触れる機会が少なくなりがちな育児中の皆さんに、乳幼児が歌っても踊っても周囲に気兼ねなくコンサートを楽しんでいただきたいと公民館が企画しているもので20回目。テーマは「心にしあわせのビタミン!想像の翼広げて~ポップな音楽と心に響くお話の世界」。


オープニング

   オープニングでは、さわきょうこさんと岩城里江子さんのコンビ「楽香」による演奏やマジック、お話で、小さなお子さんをステージに集中させます。さわさんの声優経験を活かした情景の浮かぶ語り口と、岩城さんのどこか懐かしい響きのアコーディオンで、オリジナルのお話「サワリゴエ」を、ステージの背面に絵を映しながら披露。きれいな言葉を言ったり聞いたりしている人と、そうでない言葉を日常的に使っている人とでは、人の身体の多くを占めている水が異なっていくことを迷い込んだ街で知るという素敵なお話でした。


お話のさわきょうこさん

   お話のさわきょうこさんは、中学生時代の子役を経て本格的な芝居の勉強のために演劇科へ進学。アニメの声優などを経て、演劇科卒業と同時に事故で活動休止。十余年のブランクののち、舞台、映画、Vシネマなどで再始動。声では、企業のPV映像・ナレーション、地方テーマパークのキャラクターなど。舞台では男の子からお婆さんまで。近年は、体験を元に創作した「命の物語」等オリジナルを中心に、昔ばなしなどもアレンジした「おはなし」で活動中です。今回は、マジックや歌も披露してくださいました。


アコーディオンの岩城里江子さん

  アコーディオンの岩城里江子さんは、1998年テレビ番組で見たアコーディオンを衝動的に弾き始め、現在、ソロ活動、語り(楽香)、アフリカンハープのコラ(Accora)、ギター(朔)などのユニット中心に精力的に活動を行っています。人形劇、アニメーションなど共演のジャンルもさまざまに、場や人と響きあう、物語性あるアコーディオンを得意としています。日々の暮らしから浮かぶ風景や心象をスケッチするようなオリジナル曲を集め、2014年2月、二枚目のアルバム「水脈」をリリースしました。この日は、客席に降りて、子どもたちにアコーディオンを触れてもらうなど、楽しいコンサートを演出してくださいました。


サックスの宍戸陽子さん

   客席から動物に扮したミュージシャンが楽器を演奏しながらステージに向かって歩いてきました。ふたりのサックス奏者、ピアニスト、パーカッション奏者が加わって、ステージは賑やかな6人編成に一変。アニメ主題歌メドレーなどで小さな子どもたちを惹きつけていきます。サックスの宍戸陽子さんは、宮城県仙台市出身で洗足学園音楽大学卒業。在学中に第4回JILA音楽コンクール管打楽器部分第2位受賞。東京ミュージック&メディアアーツ尚美ディプロマコース修了。フランスGap市にてGAP/European summer University に参加。山野楽器柏店、カフェラインミュージックルームス、河合楽器大宮センター講師。サックス・ギター・マリンバの演奏ユニット「sumari」、アンサンブルグループ「ショコラ」、サックスデュオ「宍戸陽子×瀬川香織」のメンバーとしても活躍されています。


サックスの瀬川香織さん

  同じくサックスの瀬川香織さんは、常総学院高等学校を経て東京ミュージック&メディアアーツ尚美卒業、同校ディプロマコース修了。第12回市川文化会館新人オーディション合格、同演奏会出演。本科コース卒業演奏会出演、第9回TIAAクラシック音楽コンクールに合格、新人賞受賞。室内楽部門にてコンセルヴィヴァン新人オーディションに合格、レ・スプレンデル音楽コンクールに1位なしの2位入賞。サクソフォーンを中村均一、室内楽を岩本伸一、服部吉之、真理子夫妻の各氏に師事。コンドー楽器木更津店、カノン音楽アカデミー講師、山野楽器新浦安店講師。リエゾンサクソフォンアンサンブルメンバーとしても活躍されています。

 


ピアノの角田有紀さん

   猫の耳を付けて客席から登場したピアノの角田有紀さんは、取手松陽高校音楽科、東京学芸大学G類音楽科卒業。現在Cafe Line Music Room’s、つのだ音楽教室、よみうりカルチャーセンターで講師を務める他、声楽・器楽・合唱の伴奏やコンサート等の出演、ブライダルプレイヤーとして活動中。リトミック上級指導資格取得。これまで、柿田和子、境野典子、永木実知、上原興隆各氏に師事。司会のさわさんとの掛け合いも楽しく客席を和ませていました。


ミュージシャンの皆さん

   この日、クマの被り物で登場したパーカッションの藤本亮平さんは、「お仕事中のお父さん」という設定で、背広姿でタイプライターを打って演奏に参加するなど大活躍。武蔵野音楽大学打楽器科卒業、桐朋学園大学研究科マリンバ専攻修了。第21回日本クラシック音楽コンクール打楽器部門第4位受賞。2010年、韓国で行われた安倍圭子国際マリンバセミナーで安倍圭子氏と共演。2011年、北とぴあ国際音楽祭プラネタリウム・コンサートに出演。2012年、レインボウ21桐朋学園大学プロデュース 「身体×音楽」。マリンバを安倍圭子、安江佐和子、打楽器を安藤芳広、佐野恭一、志田美津子、塚田吉幸、ラテンパーカッションを石川武の各氏に師事。千葉県立東葛飾高等学校定時制、千葉県立四街道特別支援学校非常勤講師。


フィナーレ

   ご出演くださったミュージシャンの皆さんは、柏や我孫子など近隣にお住いの方々で、「心にしあわせのビタミン」という今回のテーマに合わせて衣装もビタミンカラーで演出されたそうです。「広報ながれやま」を見ていらっしゃった方は、「6月17日にあかちゃんを産んだばかり。産んでから家族で出かけることがなかなかできなかったけれど、赤ちゃんも一緒に音楽を聴けてよかった。途中からスヤスヤよく寝ていました。」と感想を聞かせてくださいました。主催した公民館では、今回の子育てコンサートをはじめ「子育てサロン」や双子・三つ子ちゃんのための「さくらんぼくらぶ」など子育て事業にも力を入れています。お問い合わせは、流山市文化会館04-7158-3462へ。


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