ぐるっと流山 外来植物アレチウリ除去活動

ページ番号22291 更新日 平成26年7月24日

アレチウリ除去活動

   7月17日(木曜)、市立柏高校前の一里塚第2緑地でアレチウリ除去活動が行われました。この活動は利根運河協議会(事務局:国土交通省江戸川河川事務所)の主催で、外来植物の除去を目的に平成22年から実施しているものです。当日は猛暑の中、市立柏高校の生徒、東京理科大学の学生、市民団体や自治体職員、野田市・柏市・流山市民の方も含め約130人がアレチウリの除去(抜き取り)に一生懸命取り組みました。


約130人の方が参加しました

   利根運河は、さまざまな生き物の生息・生育場所になっています。しかし、近年ではアレチウリ(ウリ科の一年生草本つる植物)のような特定外来生物※が増えており、利根運河に蔓延すると、利根運河の豊かな自然をおびやかす恐れがあります。※特定外来生物とは、生態系等に悪影響があるとして、法律(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)で飼育や栽培、運搬などが禁止されている外来種です。


運搬する係

   アレチウリは、つるを伸ばして植生の上を覆うように繁茂するため、他の植物に届く光を遮ってその生育を抑制し、在来植物の成長に大きな影響を及ぼします。つるは長く伸び、10mを超えることもあり、葉は手のひら状で、大きいものでは長さ・幅が10から20cmほどにもなります。利根運河に架かっている橋の上から河川敷を見ると、アレチウリが茂っているのがよくわかりました。


体力を使う大変な作業

   現場には、2mあまりの背丈の草が生えていて、それを掻き分けて茂っているアレチウリを手作業で取り除きます。根元から引き抜く必要があるため体力を使う大変な作業ですが、引き抜く係とそれを運搬する係とに自然と分かれ、和気あいあいとした雰囲気で作業が行われました。約1時間30分かけてアレチウリの除去活動に汗を流し、山のような量のアレチウリが抜き取られ、河川敷はきれいになりました。


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