ぐるっと流山 後藤純男画伯作品のリトグラフを寄贈

ページ番号22083 更新日 平成26年7月8日

出張所の壁に絵画を取り付け

   流山市江戸川台にお住いの日本画壇の重鎮・後藤純男画伯の絵画を身近な場所で鑑賞したい。そんな皆さんに朗報です。「太平洋の旭日」(12号)と「斑鳩三塔」(10号)の朝日と夕日を描いた後藤純男画伯のリトグラフを江戸川台出張所で鑑賞することができます。絵画をご寄贈してくださったのは、後藤純男画伯の作品を扱う宝泉洞画廊代表で、同じ江戸川台にお住いのご実弟・後藤汀さん。7月4日(金曜)、後藤汀さんご自身の手で出張所の壁に作品が取り付けられました。


ご寄附いただいた絵画

   後藤汀さんが、6月20日(金曜)に出張所を訪問された際に「殺風景だな…」と感じたことから今回のご寄贈になったものです。流山市で、後藤純男画伯の作品を展示できるのは、平成18年末、流山市制施行40周年と流山市生涯学習センター開館を記念して開催した「後藤純男展」の開催以来です。「秋の談山神社・多武峰」や「タクラマカン砂漠」などの大作を中心に30点を展示した絵画展から8年半、身近な所で後藤純男画伯の作品を鑑賞する機会を得ることができした。


江戸川台出張所で展示

   後藤純男画伯の作品は、平成9(1997)年9月に十勝岳の麓に位置する北海道上富良野町にオープンした後藤純男美術館に行かなければなかなか観る機会がありませんでしたが、これからは、東武アーバンパークライン江戸川台駅前(東口)の江戸川台主張所で作品を観ることができます。後藤純男画伯は、1962(昭和37)年、32歳のときに再興第47回院展で「懸崖」が奨励賞・白寿賞・G賞受賞し、流山市に転居されました。


斑鳩三塔
「斑鳩三塔」(10号)

   後藤純男画伯は35歳で、再興第50回院展で「寂韻」が日本美術院賞・大観賞受賞。46歳・再興第61回院展で「仲秋」が文部大臣賞受賞。56歳・再興第71回院展で「江南水路の朝」が内閣総理大臣賞受賞。58歳・東京芸術大学・美術学部教授、76歳・「旭日小綬章」を受章。ことし「日本画と書のしあわせな出会い後藤純男と日野原重明展」を日本橋三越本店で開催。現在、日本美術院同人、中国西安美術学院名誉教授など。


太平洋の旭日
「太平洋の旭日」(12号)


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