ぐるっと流山 公民館主催のセカンドライフ講座「シニア世代の生き生き人生支援のための傾聴ボランティア養成講座」

ページ番号21615 更新日 平成26年6月17日

傾聴ボランティア養成講座

    5月13日から6月3日までの毎週火曜日、公民館主催のセカンドライフ講座~シニア世代の生き生き人生支援のための“傾聴ボランティア養成講座”~が開催されました。講師には、東洋学園大学・吉武光代さんを迎え、24人の市民が『傾聴』について学びました。


5月13日の講座「ボランティアとは何か」

    5月13日(火曜)の講座では、“ボランティア”とは何かということについての話から始まり、「してあげる」「してもらう」といった上下関係や依存的な関係ではなく、対等な関係でいることの必要性やお礼のためにボランティアをするのではなく、あくまで自分のための活動であることなど、ボランティア活動をしていく上で必要な心構えを学びました。また、3人1組で自己紹介をし合い、出身地はどこなのか、趣味は何かなどその人の「人となり」を“聴く”練習をしました。


5月20日の講座「傾聴というスキルはどのようなものなのか」

   5月20日(火)には、傾聴というスキルはどのようなものなのか、ということを学ぶため、傾聴されないケースと傾聴されているケースの両方を体験するグループワークを実施しました。受講生たちからは、「話の盛り上がり方が全然違う」、「傾聴を意識した聴き手がいてくれるだけで話している時間がとても短く感じる」などの驚きの声が上がりました。


グループワーク

   5月27日(火曜)の3回目の講座では、同じ傾聴でも、言葉や傾聴の技法によって、話し手が話す内容が異なっていくことを座学とグループワークにより説明がありました。また、実際に傾聴ボランティアとして活動する場合、相談を受けてしまいがちだけど、話し手が主人公である「傾聴」と相談を受ける側が主人となる「相談」は異なるモノとの説明には、受講生も納得の表情。


グループワーク

   最終回の6月3日(火曜)では、施設などで傾聴ボランティアを実践する上で必要な配慮や自己紹介の方法について説明があり、実際に話し手と傾聴者に分かれてグループワークを実施しました。これまでの講義で多くのグループワークをこなしてきた受講生は、一斉にグループワークを開始し、これまで学んだ傾聴のスキルを試し、大盛り上がりのグループも多々ありました。


傾聴ボランティアを実践するうえで必要なことについて

   講義の終わりには、傾聴ボランティアとして活動するにはどのような方法があるのか、などの説明があり、傾聴ボランティア養成講座は終了となりましたが、受講生はまだ学び足りない様子で、今後の学習要望と同時に自分に何ができるのかわからないが、傾聴を求めている人の話を聴いてあげたいといった活動への意気込みが伝わってきました。この講座に関するお問い合わせは流山市文化会館(電話04-7158-3462)まで。


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