ぐるっと流山 家庭教育合同講演会

ページ番号21614 更新日 平成26年6月9日

テーマは子どもと親を育てる家庭教育

講師は武蔵大学教授の武田先生

   6月2日(月曜日)、中央公民館主催の家庭教育合同講演会が「子どもと親を育てる家庭教育」をテーマに開催され、市内各小中学校の家庭教育準備委員約70人が参加しました。講師は、武蔵大学教授の武田信子先生。先生の海外生活での話を交えながら、いつからこんなに日本のお母さんが大変な思いをしながら子育てをするようになってしまったのか、といった話から講演が始まりました。


スライドショー付きの解説

    赤ちゃんの遊びには、大人は意味のない行動に思えることもあるが、その多くは事象の比較や法則性などを学んでいるもので、人はそれぞれの発達段階で意味ある行動をしながら成長するというスライドショー付きの解説に、参加者の多くがびっくりしていました。


グループワーク

   次のグループワークでは、5~6人が1組となり自己紹介と幼少期の頃に思いっきり遊んだ思い出を話し、各グループ大盛り上がり。しかし、先生の「では、今の子ども達は、そして自分のお子さんは、あなたたちが体験した“楽しい”を経験しているでしょうか。」との一言で、参加者の方々が「はっ」とする場面も。


グループディスカッション

    続いて、今の子ども達が社会に出るまでの約15年間に親として、大人として、どんな社会を作り子どもたちにバトンタッチをするべきなのか、15年間で何ができ、何ができないのかといったテーマで自由にグループディスカッションをしました。このグループディスカッションの合間に先生は、「子どもたちには、積木や砂場遊びなど、積み上げては崩れ、また積み上げるような遊びをたくさん経験し、失敗しても何度でも挑戦可能であることを学ぶ必要がある。」と専門家ならではのご意見を参加者に話されました。


グループディスカッション

   最後に先生は、これから各校で「家庭教育講座」を実施する時に大切なこととして、子どもたちの力を伸ばすために必要と感じることは何か、何を優先し、何を学びたいのかについて、グループワークのように活発に意見を出し合い話し合うことの必要性を訴えられました。


市内各小中学校の家庭教育準備委員約70人が参加

    「講演会に来る前までは、家庭教育準備員なんて、面倒ばかりで大変そうといった思いでしたが、今日の講演を聞いて、私にも何かできることがあるかな、といった前向きな気持ちになりました。」と話す参加者もいました。講演会終了後は、お昼をはさみ、各地区がそれぞれ別の会議室に分かれ、今後自分たちの学校で開催する家庭教育講座について、話し合いました。


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