ぐるっと流山　ほのぼのコンサート

   5月31日(土曜)、千葉県立流山おおたかの森高校合唱部の先生と生徒さん12人による合唱会が、デイサービスセンターほのぼの館はなみずき（NPO法人まごころネットワーク・流山市大畔）で行われました。手作りの歌集を準備していただき歌集を見ながらの合唱が始まりました。堂々とした歌声に、集まった約40人のお年寄りの皆さんは固唾を呑んで聴き入っていました。“上を向いて歩こう”というポピュラーな人気曲から始まり、一緒に口ずさむお年寄りの笑顔が会場を暖かく包んでいました。

   高音と低音のきれいなハーモニーと素晴らしいピアノ演奏で“朧月夜”“こいのぼり”“夏の思い出”“もみじ”“冬景色”と季節を追って親しみのある叙情歌が歌われました。日ごろの練習の成果を発表するだけではなく、聴き手に親しみのある曲を選んでくださり、最後には“青い山脈”で盛り上げるという心憎い演出もあり、感動、感動の中であっという間の60分でした。

   さわやかで心のこもった暖かい歌声を聞く事ができ、興奮冷めやらぬまま、拍手は鳴りやまず、もっと聴かせてほしい…とアンコールの声に校歌で締めくくって終わりとなりました。合唱後はおやつを囲み交流を深めました。「また参加したい」との生徒さんの声や、「また是非聴きたい」とのお年寄りの声なども聞かれました。福祉施設での合唱会は今回が初めてとのことで、これほど素晴らしい合唱の発表が、これからもより多くの機会でご披露され、ご活躍されることを心より願っています。