ぐるっと流山 森の図書館「古文書講座 やさしい古文書入門」

ページ番号21159 更新日 平成26年5月20日

「古文書講座 やさしい古文書入門」

   5月10日(土曜)、森の図書館で「古文書講座 やさしい古文書入門」が行われ、43人の古文書ファンが熱心に受講されました。講師の小代渉さんは、柏書房編集部員で古文書関係の、江戸時代・明治時代関係の書籍を主に手掛けていて、各地で、古文書講座の講師もされています。江戸時代に書かれた毛筆のくずし字を読むためのコツを、わかりやすく、楽しく、パズルを解くように解説していただきました。


講師は柏書房編集部員の小代さん

   まず、受講生は古文書の行にAの記号を書き、原稿用紙に解読した文字を埋めていく作業をします。続いて、同じ形の文字を探して丸印をつけます。特に漢字の部首をヒントに、文字の判別をします。小代先生は、さんずい、しんにょう、ぎょうにんべんなどの毛筆のくずし字を読むためのコツをわかりやすく解説し、2時間で原稿用紙に解読された文字が埋まりました。


43人の方が参加されました

  今回の題材は、江戸時代の左官・伊之吉さんが竹屋九五郎さん宛てに書いた不義の詫び状で、読み解いた参加者からは、「古文書には、大名だけでなく庶民の当時の様子も書かれて読み解くことができ楽しかった。」と感想を聞かせてくださいました。古文書講座は、今年度、森の図書館で6回開催しますが、各回申し込みを受け付けます。次回のやさしい古文書入門講座は7月12日(土曜)13時から15時で、6月12日から申し込み受け付を開始します。詳しくは、広報ながれやまや森の図書館ホームページでお知らせします。お問い合わせは森の図書館電話04-7152-3200へ。


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