ぐるっと流山 国際助産師の日イベント「お母さんのこころとカラダを癒す一日に」

ページ番号21063 更新日 平成26年5月12日

約300人の子育て中のお父さんやお母さんたちが参加

   5月11日(日曜日)の母の日に、流山市中央公民館(文化会館)で、国際助産師の日イベント「お母さんのこころとカラダを癒す一日に」が開かれ、市内外から約300人の子育てまっ最中のパパママが赤ちゃんを連れて集まりました。「国際助産師の日」は、1990年にICM国際助産師連盟によって、世界中の人々が安全に出産し楽しく子育てができるように、そして助産師の活動の重要性を一般の方々に伝えるため5月5日に制定され、毎年5月に世界各国で助産師が中心となりイベントを行っています。


ベビーマッサージ

   今回は、千葉県助産師会(安立千賀子会長)と開館45周年を迎えた流山市中央公民館との協働で、30代の子育て世代が急増している子育てにやさしい街流山市を会場に第13回を開催することになりました。開催にあたり千葉県助産師会会長の安立千賀子さんは、「助産師は妊娠・出産・子育ての時期だけでなく、女性の一生に寄り添って健康の応援をします。今日のイベントのほかにも「助産師の無料電話相談」や「いのちの教育」「性の健康教育」「更年期の健康教育」などの講演活動も行っています。お気軽に声をかけてください」と伝えていました。


ベビーマッサージ

   スタート時間の10時になる前から、ぞくぞくとあかちゃんを抱っこしたパパママが集まってきました。早速小林助産師さんによるベビーマッサージがスタート。まず、手を温めてから始めましょう、と手のひらであかちゃんの足からさすりはじめました。「なかには気持ち良くなって眠くなってしまう赤ちゃんもいるんですよ。パパもやってみませんか」の言葉に、最初マッサージに参加していなかったパパも赤ちゃんをあやしながら楽しそうに加わっていました。このベビーマッサージは大人気で、最初の回に参加出来なかった方のために1回の予定を3回に、会場も増やして行いました。出来るだけ多くのパパママが体験し日常の中で赤ちゃんとのスキンシップをたくさん図ってほしいと、今回のイベント実行委員長である助産師の小路さんは話してくれました。


流山市を会場に第13回を開催

   また同じ部屋の一角では、軽いいい香りのするなか、ハンドマッサージ体験が行われていました。赤ちゃんを抱っこしたパパもママと並んで体験。「気持ちいいですね」とリラックスした表情で話してくれました。出産間際の妊婦体験ではパパが10キロの袋が入った衣装を着て床に落ちた荷物を拾う体験をし、「思った以上に重いですね。妻の大変さがわかりました。」と話してくれました。また、8月出産予定の妊娠中のご夫婦も来場していて、3キロの赤ちゃん人形による抱き方のコツやお母さんのおなかにいるときの格好で抱っこすると赤ちゃんは安心するんですよと、助産師さんからアドバイスを受けていました。


眠ってしまう赤ちゃんも

   別会場では産後ヨガの体験も行われていました。その間、赤ちゃんは保育ボランティアひだまりと助産師さんでお相手。ママがヨガに集中できるように一生懸命あやしながらママのリラックス時間を応援していました。そしてヨガの後は骨盤体操です。出産で歪んでしまった骨盤を正常の位置に戻す体操。みな真剣に聞き入っていました。また、この日は千葉県助産師会のメンバー約50人が会場内にいたため、来場された方々の個人的な悩みや質問にもその場で丁寧に答えていました。


おんぶ紐の使い方体験

   防災の部屋では、ブルーシート1枚でできる簡易テントの展示と作り方説明がありました。また、いざという時に紐1本あればあかちゃんをおんぶできるおんぶ紐の使い方体験もあり、ここには列ができる盛況ぶり。ママがさらしの紐でおんぶ体験をしていると、おんぶされている赤ちゃんは何故か嬉しそう。足立会長は、3年前の大震災を思い出し、いざという時にどうしたら自分と子どもの命を守れるか考えてほしい、と震災に備えることの重要性を訴え、備えるもののリストをプリントし参加者に配布していました。

 


パパとあそぼうのお部屋

   この日はパパの参加も大歓迎ということで、赤ちゃんを抱っこしたパパ達の姿がたくさん見られました。パパとあそぼうのお部屋では、たくさんの段ボール箱があり、何をつくるのかな?ある親子は段ボールにきれいな色紙を貼って電車を作っていました。パパがナイフで形を切り、子どもは色紙を糊で貼り付けていく作業。親子一緒にしている姿はほほえましいものがありました。そして、出来上がった電車に大喜びで乗りこんでいました。また、小さなジュースのパックで連結電車を作っている家族もおもちゃ作りを楽しんでいました。


親子のための癒しのコンサート

  最後に「親子のための癒しのコンサート」と題し、ソプラノの増田真澄さん、アルトの清水詩子さん、ピアノの土田敦子さんの3人によるコンサートが始まりました。「やがて生まれてくる子のための子守歌」に始まり、小さなお子さん向けに手遊び、ぞうさん、やぎさんゆうびんなど知っている曲が次々演奏され、ソプラノとアルトの心地よい歌声が響くと、赤ちゃんも歌に合わせて声を発するなど一緒に歌を楽しんでいるようでした。この日流山市内はもとより、柏市、松戸市、我孫子市などの近隣市や東京からも参加あり、赤ちゃんの笑顔にママやパパはもちろん、周りのスタッフもニコニコと、会場を終始笑顔がいっぱい行き交っていました。帰り際に「今日、来てよかった。とっても癒されました。」と言ったママの笑顔が印象的でした。このイベントに関するお問い合わせは流山市中央公民館(文化会館)04-7158-3462まで。


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