ぐるっと流山　グリーンフェスティバルは環境関連も盛りだくさん

   5月3日に行われた「グリーンフェスティバル2014」は、花と緑をテーマに多くの出店やステージイベントで市民の皆さんに楽しんでいただきましたが、自然との触れ合いや省エネ啓発を行う環境部門でも多くの出展を行いました。

   駅前階段を上った自由通路で行われた「ゴーヤカーテン育て方講習会」では、流山ゴーヤカーテン普及促進協議会の松島英雄会長が失敗しないゴーヤの育て方を伝授。2回の講演で延べ約400人の市民の皆さんが集まり、講演後には熱心に質問をされる方の姿も見られました。参加者にはゴーヤの苗のプレゼント付き。今年は8月31日に全国緑のカーテンフォーラムを生涯学習センターで開催することもあり、市内の多くのご家庭や公共施設でゴーヤカーテンへの取り組みが期待できます。

   親子向けには「ケビンさんとおおたかの森探検」が人気です。東京情報大学教授のケビンショートさんは日本語も上手な陽気なナチュラリスト。軽妙なトークと趣向を凝らしたイベントを楽しみにリピーターのお子さんもいらっしゃるほどです。今年は、おおたかの森の中で昨年から始めたノコギリを使ってのキーホルダー作り体験に加え、ブースに戻っての本格的なバッジマシーンによる缶バッジ作りも行われました。

   環境のブースでは、現在策定が進む第2次環境基本計画の基礎調査として、平成25年11月に行われた市民・事業者アンケートの集計結果も掲示しました。アンケートは無作為抽出の市民3000人、200事業所を対象に郵送で行われ、1270人、90事業所からの回答をいただきました。ご協力いただいた皆さんには誠にありがとうございました。自由意見では、緑化などの自然環境や、ごみなどの循環社会に関すること、ポイ捨て・犬のフン放置など環境衛生、地球温暖化などの地球環境などの広範囲にわたるご意見をいただいています。

   また、同じく環境ブースでは市内事業者で構成する「流山市太陽エネルギー活用センター」の太陽光発電相談コーナーも設置。前出のアンケートの回答にもあったように、太陽光発電等の再生可能エネルギーや省エネ機器は関心が高いようで、足を止めてセンターの方に話を聞く方々の姿が見られました。同センターは、流山商工会議所に事務局を置き、地元企業の安心なサービスで市と協働して太陽光の活用を推進しています。興味をお持ちの方は流山商工会議所（電話04－7158－6111）へお問い合わせください。

   ケビンさんの森探検をお手伝いくださったおおたかの森を中心に活動する環境団体「さとやま」の皆さんもブースで団体のPRを行いました。同団体は、市内の自然を体験する講座活動も行っており、毎年、夏の「おおたかの森の昆虫観察」や「新川耕地の水の生き物観察会」「ホタルと夜の昆虫観察会」などが親子に人気のイベントとなっています。申込方法など詳細は「NPOさとやま」のホームページをご覧ください。

関連リンク

• グリーンフェスティバルのイベントデイ！
• 流山商工会議所（流山市太陽エネルギー活用センター）(新しいウィンドウで開きます)
• NPOさとやま(新しいウィンドウで開きます)