ぐるっと流山 笑って健康!お笑い大行進35

ページ番号20966 更新日 平成26年5月1日

青空ピー介・プー子

   4月29日(祝日)、流山市生涯学習センターで「笑って健康!お笑い大行進35」が開催され、多くのお笑いファンが3時間の賑やかな舞台を楽しみました。今回は、春爛漫の季節に合わせて、春風こうた・ふくた師匠とゆかいな仲間特集。幕開けは、男女による若手お笑いコンビ「チックタックブーン」改め、青空ピー介・プー子。漫才協会会長の青空球児・好児師匠に弟子入りしての改名です。プー子がビシバシピー介を叩く“どつき”に会場は笑いと同情の声があがっていました。


カントリーズ

   二番手は、おっとりと癒し系の江澤伸行と、おしゃれで早口の福田純一のデコボコ漫才で平成24年度「漫才新人大賞」の大賞を受賞したカントリーズ。流山市生涯学習センターではお馴染みの若手お笑いコンビで、昨年の市民まつりにもゲスト出演しました。この日は、花粉症や夏バテ防止対策をネタに福田が得意の“ツッコミ”で江澤を怒らせ会場を笑わせます。


田淵岩夫さん

   三番目に登場したのは田淵岩夫さん。この日、関西から駆けつけてくれました。1966年に桜井長一郎に入門し、1969年にコマ・モダン寄席で初舞台。藤山寛美や鳳啓助などの声帯模写で一世を風靡、テレビや映画、舞台などでも活躍。1990年からは、KBS京都テレビ「ハッスルわいど」の司会者に抜擢、17年以上にわたり「京都の昼の顔」として親しまれた田淵さんの話芸はさすがです。歴代の首相の物まねも織り込みながら客席を沸かせました。


幸助・福助

   次も関西からの出演で幸助・福助。関東の“幸福”が春風こうた・ふくた師匠なら関西の“幸福”は幸助・福助のおふたり。1987年「ABC新人漫才コンクール」優秀賞を受賞し、1988年「第18回NHK上方漫才コンテスト」で優秀賞を受賞。昨今流行の5分以内のショートスタイルのネタから、1時間を超える大ネタまでこなせるベテランお笑いコンビです。この日は、富山の駅弁のネタが大受けでした。


ビッグボーイズ

   次は“東京漫才”の真打、ビッグボーイズです。鳶職から「オレたちひょうきん族」の素人コーナー出演をきっかけに浅草フランス座で修行し、パントマイムが特技のなべかずおと、大道芸人コンビ出身の羽生愁平の中堅お笑いコンビです。東京オリンピック決定を祝って重量挙げのパントマイムを披露したり、お年寄りの動作をパントマイムで表現したりと身体を使ったお笑いは健在でした。


Wモアモア

   前半とのトリは、Wモアモアです。1968年、春日八郎の弟子であったけんが、漫才に魅せられWけんじに師事、一流企業の社員だったしんと1970年コンビを結成。1975年、NHK漫才コンクールで最優秀賞を受賞。1986年、漫才協団真打に昇進し幹部となったベテランお笑いコンビのちょっと訛ったお笑いには安定感を感じます。


春風こうた・ふくた師匠

   そして、大トリは、春風こうた・ふくた師匠です。「平成版・昭和のお笑い名人芸」など現役でありながら、DVDで懐かしがられるおふたり。それだけ、芸風が確立していながら、まだまだ進化中だということなのでしょう。こうた師匠の肩を、ふくた師匠が「ガウゥ~」と噛む「肩噛み漫才」という芸風は漫才界唯一無二のもの。早口や動き回るお笑いとは一味違う、ゆっくり口調の、ちょっと懐かしい“間”や客席との“掛け合い”を大切にした漫才が持ち味です。


次回の「笑って健康!お笑い大行進36」

   この日は、漫才の他にも「笑いと健康学会」の澤田隆治会長の司会で懐かしい写真などを見ながら春風こうた・ふくたの芸能史を振り返りました。ふくた師匠は7月9日(水曜)に「怪談VS科学」というトークショーも同センターで開催します。次回の「笑って健康!お笑い大行進36」は、5月18日(日曜)13時30分から流山市生涯学習センターで「おぼん・こぼん50周年前夜祭」として、コンパスやけいいちけいじ、流離!チョコレート球団、ホームラン、パーラー吉松、すず風にゃん子・金魚、そして歌って踊って笑わせるおぼん・こぼん師匠でお贈りします。お問い合わせは流山市生涯学習センター04-7150-7474


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