ぐるっと流山 南流山中学校と能登町立柳田中学校の生徒が交流

ページ番号20877 更新日 平成26年4月17日

姉妹都市の能登町の中学生と絆を深める交流会

南流山中の生徒による歓迎の歌

   4月16日、南流山中学校に能登町立柳田中学校3年生の生徒27人が訪れ、交流会が開催されました。今回の交流会は、柳田中学校が修学旅行の際に、姉妹都市である流山市を訪問したもので、羽田に到着した柳田中学校の生徒たちは、修学旅行初日に南流山中学校を訪問してくれました。両校の生徒たちはお互いのまちの魅力や特色、観光などについてプレゼンを行い、レクリエーションなども行われ、交流を深めました。


南流山中学校の生徒によるプレゼン

   到着した柳田中学校の生徒たちを迎えたのは、南流山中学校3年生の184人。柳田中の生徒たちは、南流山中の生徒たちが並んでつくった通路を通り、盛大な拍手で迎えられました。交流会は、司会進行から、プレゼンまですべて生徒たちの手で進められ、開会式では南流山中の生徒による歓迎の歌が披露されました。開会式の後、南流山中のプレゼンが始まりました。スクリーンに映し出された画像とともに、千葉県の産業や観光、流山市の名所・旧跡・観光スポットなどが紹介されました。市内では映画やドラマなどの撮影が行われていることについても触れ、交流会の会場となった南流山中体育館でドラマ撮影が行われたとの話に、能登の生徒たちからは驚きの声があがりました。


キリコのミニチュア模型

  柳田中の生徒からは、7班に分かれて、それぞれプレゼンがありました。能登と流山のつながりや、能登の観光、特産品や方言などが紹介されました。特に、盛り上がったのは、能登の方言クイズ。寸劇で方言を披露した柳田中の生徒たちから、「この意味は何ですか」と南流山中の生徒に質問。「髪の毛がいじくらしいな~」は「髪の毛がうっとうしい」。「ランニングの後はちきね~な~」は「ランニングの後は疲れる」といった方言が紹介されました。また、能登は祭りが盛んで、あばれ祭り、あえのこと、とも旗祭りなども紹介されました。柳田大祭では、キリコと呼ばれる巨大な御神灯に、長く明りを灯せる和ろうそくを使用しているそうで、今回の交流会では、キリコのミニチュア模型が披露されました。


柳田中学校の生徒によるプレゼン

   そのほか柳田中の生徒からは、能登半島地震の際に当時友好都市であった流山市から義援金を受領したことや東日本大震災の際に能登海洋深層水を流山市に寄贈したことについての説明もありました。能登町との縁の始まりは、昭和初期ころから始まりました。昭和初期、白みりん発祥の地として醸造業がさかんだった旧流山町に、能登杜氏をはじめとした旧内浦町民が数多く移り住むようになりました。こうした繋がりから、昭和60年ころからは流山市民・旧内浦町民の間での交流が活発に行われるようになり、合併により能登町が誕生したのちも友好関係を醸成させてきました。先人からの人的交流を引き継ぎ、平成24年1月17日、流山市と能登町は姉妹都市の盟約を結びました。


猛獣狩りで大盛り上がり

   レクリエーションでは、「猛獣狩り」というゲームが行われました。司会の生徒が「シロナガスクジラ」と叫ぶと、同じ文字の数だけ仲間を集めて座ります。南流山中の生徒は、柳田中の生徒に声をかけ、仲間を集めます。初めは緊張していた両校の生徒たちも、このゲームを通じて互いに笑顔が見られ、能登と流山の生徒が入り交っての大盛況なレクリエーションとなりました。プレゼンの司会を務めた柳田中学校の石田夏那さんは「出迎えの時の人数の多さにびっくりしました。歓迎の歌声も迫力があって驚きましたが、今日の交流会はとっても楽しかったです」と笑顔で話してくれました。また、街並みや風景の違いや、能登では今桜が満開な時期だということも話してくれました。


南流山中と柳田中の生徒による記念撮影

   南流山中学校の長沢英祐くんは「遠くて、普段会えないような人たちと交流ができてよかった」、青木涼雅くんは「同じ野球部の子と野球やポジションの話をすることができて楽しかった」と二人とも楽しそうに話をしてくれました。最後に柳田中の皆さんから、能登の特産品のブルーベリーが贈られ、記念撮影で交流会は終了となりました。1時間30分ほどの短い時間でしたが、両校の生徒とも交流会を通じてお互いの絆を深めたようでした。


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