ぐるっと流山 第3回スプリングフェスタ‐菜の花まつり‐

ページ番号20840 更新日 平成26年4月15日

スプリングフェスタ

 4月13日(日曜)、流山商工会議所と流山小学校区まちづくり協議会による「第3回流山スプリングフェスタ-菜の花まつり-」が流山本町で開催されました。今年は昼の部と夜の部の二部構成となっており、例年大好評の江戸川の遊覧船や今回初企画の夜の菜の花ライトアップなどの各種催しのほか、街歩きも楽しめるようにと、流山史跡ガイドの会の方22人が各スポットで待機し、訪れた方に流山の歴史や見どころなどを案内しました。


菜の花まつり

 江戸川の土手いっぱいに咲き誇る菜の花を、船の上から眺められる江戸川遊覧船はスプリングフェスタでしか楽しめないとあって毎回大人気の企画です。今年も先着200人限定のチケットを求める方で長蛇の列ができ、発売からわずか30分ですべて売り切れとなりました。また、菜の花をイメージしたオリジナルの「菜の花弁当」も同じく大人気で、「京料理・かねき」「日本料理・柳家」「ビストロ・ミナミンカゼ」「甲子屋」の4店舗がそれぞれ工夫を凝らした、合わせて130個の弁当は40分ほどで完売となりました。イベントの実行委員で呉服ましやの店主・古坂多さんは「遊覧船のチケットも菜の花弁当もたくさんの方に求めていただいて順調な滑り出しです」と忙しさに追われながらも笑顔で答えてくれました。


大勢の方でにぎわう

 今回初企画のひとつで、買い物するたびにポイントが貯まるお得なカード「ながぽん」に加盟するお店でもらえるヒントを元に正解を探す「謎解きクイズラリー」は親子で楽しめるとあって、配られた地図を片手にまちを歩き回る家族連れの姿がたくさん見受けられました。秋屋百萌さん(南部中1年)・琉久くん(流山小5年)の姉弟は、お母さんの圭子さんと参加し、1時間ほどで答えを見つけました。「少し疲れたけど普段入らないお店に行けて楽しかった」と子どもたちは満足。正解すると抽選で当たるくじでは、3人合わせて700円分のながぽんを獲得し、圭子さんも「ながぽんは持っているので使わせていただきます」と話しました。


オープンミュージアム

 メイン会場から流山街道を隔てた目の前にある流山小では、明治5年に開校した流山小の歴史をたくさんの資料で紹介したオープンミュージアムを実施しました。本来は流山小に通う子どもたちが自分たちの学校の歴史を学ぶための展示ですが、この日は特別に一般の方にも公開。年代ごとに写真で歴史を紹介したパネルのほか、当時の職員出勤簿や学校日誌、教科書、代々使われてきた校長先生の机など、貴重な品々が飾られた博物館の展示を皆さん興味深く見ていました。博物館の説明を担当した史跡ガイドの会の方は「昭和初期の校舎の写真を見て懐かしむ方や、親子3代で流山小に通っている方もいらっしゃいました」と案内してくれました。


メイン会場

 メイン会場のキッコーマン駐車場では、せんべいや洋菓子、醸造酢などの流山ふるさと産品や、流山発祥のみりんを使用したボロネーゼなどの食べ物の販売のほか、東北の被災地支援につながる復興ぞうきんや子どものプレイルーム、また雑貨の販売など、地元業者を中心に多様な出店立ち並びました。ステージでは、玉すだれや吹奏楽、和太鼓に青森のねぶた音頭の披露など、老若男女が楽しめる多彩なイベントなどが連続して行われ、最後まで会場を盛り上げてくれました。


ライトアップ

 初開催となった夜の部は江戸川堤桜広場(矢河原渡し桜広場)で行われました。ライトアップで菜の花が浮かび上がった幻想的な空間は、東京理科大の建築学科の学生による演出。ジャズやポップスなどの演奏を聴きながら、幅広い年齢層の方たちがアルコールやソフトドリンク、軽食などを楽しみました。同学科の学生が作成した、本町の地図を印刷したトレーシングペーパーにLEDを入れた「ミニ行灯」(1個300円)を手にしながら歩くツアーも行われ、ガイドの案内で路地裏などを巡り、切り絵行灯なども設置される情緒あふれる本町を参加した皆さんは存分に満喫しました。
 


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