ぐるっと流山 薮内正幸の原画展

ページ番号20829 更新日 平成26年4月14日

藪内竜太氏

  森の図書館では、こどもの読書週間にちなんで、4月19日まで、動物画家・薮内正幸さんの原画を展示会しています。故・薮内正幸さん(1940年から 2000年)は、子どものころから生き物が好きで絵を描き続け、「動物画家」という道に進み、その挿絵は精緻でありながら親しみ深く暖かく感じられます。 鳥や動物の羽毛や毛の一本一本まで丹念に描き「僕は毛描き」と言うほどだったと伝えられています。


「フクロウ」

   動物たちへの温かい眼差しで描かれた作品は一万点以上遺され、山梨県北杜市にある、日本では唯一の動物画専門の美術館に所蔵されています。絵本や図鑑の挿絵などをテーマにあわせて半期ごとに作品を入れ替えつつ展示しているそうですが、今回、流山の森の図書館で原画をお借りして展示することができました。「フクロウ」や「ユキヒョウ」、1970年代サントリー愛鳥キャンペーンの新聞広告に使われた「初夏に見られる野」など13点を展示。使用していた画材もご覧になれます。森の図書館に隣接している東深井古墳の森を散策して、出会った鳥が原画と同じだったら・・・いいですね。絵本や、図鑑は、流山市内の図書館でも、数多く所蔵していますので、図書館で借りることもできます。ギャラリー展示「薮内正幸の原画展」は、4月19日(土曜日)までの9時30分から17時まで開催中です(4月14日休館、4月19日は16時まで)。入場無料ですので、ぜひご覧ください。

 


13点を展示中

   展示会最終日には、恐竜や動物の骨格をスケッチし続けた、薮内正幸さんの画の基本やエピソードについて、薮内正幸美術館館長の藪内竜太さんによる講演会を開催します。講演会「薮内正幸とその絵の魅力」は、4月19日(土曜日)13時30分から15時30分に、森の図書館で開催します。講師は、薮内竜太さん。定員70人で先着順です。申し込みは9時30分から電話で森の図書館(04-7152-3200)へ。
 


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