ぐるっと流山　利根運河交流館　「春の利根運河めぐり」

   4月11日（金曜日）、利根運河交流館では「春の利根運河めぐり」が開催されました。利根運河周辺に生育する、スミレを観察し運河の春を楽しんでいただけたらという思いから企画されたものです。これは4月2日から29日までの「利根運河のスミレ展」の開催に合わせて行われたものです。

   暖かな春の日差しに包まれたこの日、24人のみなさんが参加されました。利根運河生態系を守る会、植物調査チームの柳沢朝江さんと西野三千代さんの案内で、水辺公園から散策のスタートです。最初に運河橋の歩道でアリアケスミレを発見。「こんな道路の片隅に咲いているなんて」と、みなさん驚きと感動で次のスミレの登場にワクワクしながら進みます。

   土手を進んで行くと、ノジスミレ、アリアケスミレを見つけては柳沢さん、西野さんが、花の見分け方など説明をしてくださいました。理窓会記念自然公園に入って行くとタチツボスミレ、マルバスミレ、ニオイスミレ、ニオイタチツボスミレ、コスミレ、アメリカスミレサイシン、ヒメスミレと次から次と見つけては、カメラに納め、臭いを嗅ぎ、ルーペで観察しては「かわいい」「可憐ね」「こんなにたくさんのスミレに出合えるとは！」とみなさん口々に言い合っては笑顔がこぼれます。

   次々と違った風景が広がる、東葛の里山の原風景を残した起伏にとんだ理窓公園を満喫しました。途中で、流山在住のフォークシンガー有吉かつこさんが歌のプレゼントをしてくださったり、コアラテレビの取材があったりとサプライズ満載の利根運河めぐりはゴールとなりました。「初めて運河に来ました。美しい自然がいっぱいで素敵ですね。有吉さんのオリジナル曲「すみれ」を聞くこともでき、春を堪能しました。またぜひ来たいです！」と参加された方にうれしいことばをいただきました。

   利根運河交流館では、利根運河生態系を守る会、植物調査チームのみなさんが「身近な、足元の草花を見てほしい」という気持ちから撮影した、利根運河周辺に生育するスミレの写真22点と鉢植え数点を展示した、「利根運河のスミレ展」を4月29日まで開催中です。ぜひご来場ください。また、恒例のうんがいい！朝市は4月26日（土曜日）8時30分から12時30分まで運河水辺公園で「第51回うんがいい！朝市　利根運河の春祭り」を開催します。当日は市立柏高校出身の尾崎朝子さん率いるMorning Childさんのライブを予定しています。詳細は利根運河交流館のホームページをご覧ください。
 

関連リンク

• 利根運河交流館のホームページ(新しいウィンドウで開きます)