ぐるっと流山 図書館わくわくフェスin生涯学習センター(流山エルズ)

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ページ番号1019273  更新日 平成30年8月27日

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写真:入り口案内の様子

 平成30年8月8日(水曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で、「図書館わくわくフェスin生涯学習センター」が開催されました。市内図書館では、日頃からおはなし会や音楽会、工作会などさまざまなイベントが開催されています。今回のイベントは、夏休みの思い出作りや、新たな本との出会うきっかけとなるように、「生涯学習センターをまるごと図書館の出張イベント会場にしよう」ということをテーマとした初の試みでした。

写真:大日本絵画の展示の様子

 この企画は、株式会社すばる(木の図書館・森の図書館・おおたかの森こども図書館の指定管理者)、中央図書館、博物館、生涯学習センター(流山エルズ)、NPO法人ながれやま栞、人形劇タップ、ボランティアグループ「にじ」、株式会社大日本絵画、株式会社ポプラ社、株式会社福音館書店、日本出版販売株式会社の共催、市社会福祉協議会の後援で行われたものです。当日は約2,500人の方が来場し、大変賑わいました。

写真:缶バッチづくりの様子

 ギャラリーでは、しかけ絵本のブームを起こしたロバート・サブタの「不思議の国のアリス」ほか、大日本絵画による飛び出す絵本やしかけ絵本の展示、また手に取って見て遊べるコーナーが設置されました。展示ではほかに、ポプラ社や福音館書店の人気絵本のサイン本なども用意され、「ポプラ社のオリジナル缶バッチをつくろう!」のコーナーでは、用意した100個が午前中になくなってしまうほどの人気ぶりを見せました。ポップアップ工作も次々と材料が補充されるほど盛況となりました。

写真:飛び出す絵本コレクターのメディアプロデューサー澤田隆治さん

 同時開催の「とびだす絵本展~世界のしかけ絵本が流山に集結!~」は、飛び出す絵本コレクターのメディアプロデューサー澤田隆治さんが収集した、ドイツの絵本作家ロタール・メッケンドルファー「インターナショナルサーカス」など貴重な作品の展示会です。図書館わくわくフェスに先駆け、8月4日から始まったこの展示は8月12日まで行われ多くの方が来場され、「まるで美術館のようですね」などの感想がありました。

写真:ギャラリーを鑑賞する井崎市長

 井崎市長もギャラリーに来場し、世界のしかけ絵本や「3.11の、あのね展」(3.11こども文庫)を鑑賞しました。東日本大震災直後に姉妹都市の福島県相馬市の子ども達が避難先で描いた絵の前に来ると立ち止まり、じっくりと絵を眺めていました。

写真:手話付きおはなし会

 一日中おはなし会が開催された小ギャラリーでは、最初に会場を暗くし、お化けの人形を演出した木の図書館による「ちょっとこわいおはなし会」。次に、ボランティアグループ「にじ」による「手話つきおはなし会」が行われました。にじは、都内のろう学校や森の図書館でも活動されている、誰でも楽しめるバリアフリーおはなし会のグループです。おはなし会には、手話の同時通訳も行われました。

写真:オランダおはなし会

 「英語でおはなし会」は、海外在住経験のある森の図書館司書による、英語絵本のおはなし会と英語の手遊び。次に、NPO法人ながれやま栞のおはなし部会中央の皆さんによる「バリエーションいろいろおはなし会」が行われました。ながれやま栞のお話し部会中央では、日頃から中央図書館や市内小学校で精力的な活動をしています。続いて、中央図書館による「オランダのおはなし会」。利根運河を作ったオランダ人、ムルデルさんにちなみ、オランダについてのお話やオランダの絵本の読み聞かせ、新聞紙でオランダの帽子を作る工作を行いました。どのおはなし会も会場が満員になるほどの人気でした。

写真:人形劇

 ホールでは、人形劇タップによる演劇「泣いた赤鬼」が行われました。人形劇タップは、市内の図書館や保育所、児童館、敬老会などで活動をしています。満員となったホールでは、小さな子どもたちは一番前に用意された特等席で演劇を楽しむことができました。

写真:フルート・クラリネット・ピアノのコンサート

 演劇の後は、二部構成の「えほんと音楽♪のコラボレーション」です。第一部は、森の図書館やおおたかの森センターで演奏活動をする「トロワクレール」の三人によるフルート・クラリネット・ピアノのコンサート。二部では、「お話し演奏会~生の音をバックに~」と題し、トロワクレールの生演奏に合わせ、舞台上の画面に大きく投影された絵本「グリム童話 ねむりひめ」をこども図書館の司書が読み上げるコラボレーションが行われました。

写真:超大型絵『おまえうまそうだな』(c)宮西達也/ポプラ社
(c)宮西達也/ポプラ社

 ホールの最終プログラムであるポプラ社によるNEW超大型絵本「おまえうまそうだな」(宮西達也著)は、横2m40cm、縦1m50cmほどもある絵本の読み聞かせが行われ、初めて見る超大型絵本に皆さんびっくりしていました。おはなし会の後は、ティラノサウルスやかいけつゾロリと一緒に撮影会が行われ、長蛇の列ができる人気となりました。

写真:おえかきパラダイス

 演習室では、自分が描いた絵がIT技術で動き出すというイベント「おえかきパラダイス」が行われ、絵本や図鑑を参考に水族館の生き物を描いた自分の絵が、スクリーンの大画面で泳ぎ出す迫力に、子どもたちから歓声が上がりました。画面に映った絵と一緒に記念撮影をする親子の姿も見られました。

写真:アクセサリー工作

 三つの会議室は、ワークショップのコーナーです。東葛飾高校の理科部の生徒と先生による、ビーズとガラスを炉で溶かす体験「オリジナルアクセサリーをつくろう」。また、流山市立博物館による「貝アクセサリーをつくろう」が行われ、それぞれ自分だけのデザインでネックレスやストラップ作りを楽しみました。

写真:読書感想文アドバイス教室

 夏休みの宿題のひとつ、読書感想文の書き方のヒントを教わる「読書感想文アドバイス教室」では、国語教員免許のある森の図書館の司書から、本の選び方から主題の考え方、おすすめの本を紹介され、真剣にノートをとる小学生の姿が見られました。

写真:ポップアップ工作

 学校で配られたわくわくフェスのチラシを見て来場した、流山小学校の児童とそのご家族は「家族四人で来ました。おはなし会や工作、人形劇を見て、お昼を食べて午後はどこは回ろうかと、一日楽しんでいます」と話されていました。銚子市から帰省中の娘と孫と来られたという方は、「澤田さんのコレクションを鑑賞して、孫はポップアップカード作りに挑戦しました」と嬉しそうに話し、その他多くの方より「来年も開催してほしい」という声がありました。
 図書館わくわくフェスの様子は、8月9日(木曜日)のJ:COMのデイリーニュースで紹介され、とびだす絵本展は、8月10日(金曜日)号の朝日新聞にも取り上げられました。

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