平成21年流山市議会第1回定例会

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ページ番号1009790  更新日 平成29年9月15日

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市政に関する一般報告

 市政に関する諸般の報告を申し上げます。
 人口の動静及び財政状況につきましては、お配りした資料により報告に代えさせて頂きます。

 はじめに、平成21年4月1日における組織改編について申し上げます。

 本市では、平成16年にマーケティング課を設置して以来、マーケティング活動を積極的に展開してまいりましたが、この取組みを更に充実させるため、同課内にシティセールス推進室を設置いたします。
 同推進室では、本市の魅力を首都圏を中心に企業も含め広範囲に売り込んでいくシティセールス活動を推進するとともに、パブリシティ活動に向けて報道官を配置してまいります。
 また、つくばエクスプレス沿線のまちづくりを推進するため、まちづくり推進課の体制をまちづくり推進係と、事業支援係に改編します。
更に、図書館と博物館を統合し、図書・博物館とし、管理係、図書係、学芸係の3係体制とします。
 また、水道局の再編として、庶務課と業務課を統合し、経営業務課といたします。

 次に、定額給付金及び子育て応援特別手当の実施に向けた組織体制について申し上げます。

 本市では、定額給付金及び子育て応援特別手当の給付を円滑に行うため、副市長を本部長とする定額給付金等実施本部を設置しました。実施本部では、定額給付金等の給付に向けて必要な事項を決定するとともに、関係部局とともに事務を遂行してまいります。実施本部の事務局及び定額給付金等の給付事務を統括する部署として、産業振興部商工課に定額給付金室を新たに設置し、専任職員を3名配置しました。
 今後、この実施本部及び同室を中心として、国会での審議や国からの通知等を踏まえ、円滑な給付作業を行うための諸準備を進めてまいります。

 次に、ふるさと祭り東京2009への参加について申し上げます。

 東京ドームにおいて去る1月9日から1月12日までの4日間、「日本のまつり・ふるさとの味」をテーマに「ふるさと祭り東京2009」が開催され、延18万人の来場者がありました。全国47都道府県から各地に根付いたまつりや故郷の味が紹介され、千葉県からは唯一、本市が参加いたしました。本市のブースには「流山ふるさと産品協会」が出店、また、地域の祭りを紹介するふるさとステージでは、創作太鼓「鼓舞子座」と餅つきのふるまいで「西初石6丁目自治会」が参加し大変好評を得たところです。「都心から一番近い森の街」流山を全国にアピールできたと考えております。

 次に、新型インフルエンザ対策について申し上げます。

 世界的な大流行が危惧されている「新型インフルエンザ」対策として、1,600万円の補正予算を計上し、従事する職員のマスク、防護服や手袋、消毒薬などを購入し備蓄したところであります。
 更に、国、県の行動計画を基に、流山市独自の行動計画と対応マニュアルを作成するため、1月26日に庁内連絡会議と担当者会議を開催いたしました。非常事態に備え、対策訓練も早急に行う予定です。なお、新型インフルエンザが発生した場合には、関係者の協力を頂き、ただちに「流山市新型インフルエンザ対策本部」を設定し対応致します。

 次に、高齢者支援計画と障害者計画の策定について申し上げます。

 高齢者支援計画及び障害者計画の見直しについては、両計画とも、さる1月15日から2月13日までの30日間にわたるパブリックコメントを実施し、今後は福祉施策審議会の答申を経て3月中に策定する予定です。  

 次に、緊急経済・雇用対策について申し上げます。

 最近の急激な景気及び雇用の悪化に対応するため、総額3,500万円の緊急経済・雇用対策を講じました。このうち、市内企業に対する緊急的な経済対策として、一般会計では、総額3,080万円の補正予算を去る1月13日付けで専決処分し、公共施設の小規模修繕など50件の事業を発注することとしたほか、水道事業についても現計予算において13件の工事を追加発注することとしたところです。現在のところ63件の事業のうち、52件の事業に対し発注したところです。
 一方、緊急雇用対策については、事業所の都合で解雇された市民を対象に市の臨時職員として8名を募集しておりますが、現在12件の問い合わせをいただいております。
 また、中小企業への資金繰り対策として、国のセーフティネット保証に係る緊急相談窓口を昨年12月29日に臨時的に開設しました。相談状況等については、認定申請及び認定書発行各5件、計10件でした。昨年の10月31日に緊急融資制度の導入以来、2月13日まで延べ234件の相談があり、236件の申請・認定がなされている状況です。

 次に、エコアクション21認証・登録について申し上げます。

 本市では、第1期流山市環境行動計画を策定し、それに基づき様々な取組みを進めています。
 その取組みの一環として、庁内における地球温暖化対策をはじめとする環境活動を促進するため、エコアクション21の認証・登録の準備をしています。
 市役所及びクリーンセンターを対象に昨年8月中旬から11月中旬までの3か月の仮運用を経て、市が取り組む環境保全の取組や温室効果ガスの排出状況等を環境活動レポートにまとめ、昨年12月にエコアクション21の審査を行う事務局に提出いたしました。
2月4日及び12日には、審査人による現地審査が行われ、組織の責任者である私へのインタビューをはじめ、対象となる各部署における取組状況のヒアリングが実施されました。
 今後、3月中に審査機関において判定委員会が開催され、認証・登録について決定される運びとなります。
市では、引き続き、市役所における温暖化対策等、環境保全に率先して取り組んで参ります。

 次に、旧清美園再整備事業の進捗状況について申し上げます。

汚泥再生処理センター建設工事については、実施設計が完了し、市及び工事施工者であるアタカ大機株式会社が、汚泥再生処理センター建設工事説明会を、近隣の15自治会の住民の皆様を対象に、去る2月11日に開催いたしました。
説明会で寄せられました工事車両の通行ルートや安全対策などに関する御意見、御要望等を踏まえて、周辺地域の生活環境と安全に配慮した、工事を行ってまいります。
 なお、本工事につきましては、平成21年3月中旬の着工と平成22年3月の完成を予定しております。

 次に、バス路線網の充実について申し上げます。

 3月1日から、ぐりーんバスの新規路線として、美田・駒木台ルートを開設します。流山おおたかの森駅から美田、駒木台、青田の各地区を回り流山おおたかの森駅へ戻る路線で、40分間隔で1日に22便運行します。
 なお、県民プラザ前にバス停を設置し、県民プラザや県立柏の葉公園などの周辺施設を利用しやすい路線となっています。
 また、江戸川台西ルートの経路を一部変更し、真和団地経由の運行を開始します。富士見台地区においては、小田急ハイツ方面へ入る経路に変更するとともに、現行29便から32便へ増便し、うち12便が真和団地経由となります。
 この他、当初、ぐりーんバスの導入を検討していた南流山駅~鰭ヶ崎・宮園方面を結ぶ路線については、東武バスイーストとの協議により、同社の自社路線として運行が開始されます。
 これに合わせて、南流山駅~免許センター経由、南柏駅西口を結ぶ路線も開設されます。

 次に、東武野田線初石駅バリアフリー化について申し上げます。

 昨年8月に着工された、東武野田線初石駅の両ホーム跨線橋のエレベーター及び駅出入口スロープが、12月27日から使用開始されました。
 これは、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」及び平成18年3月策定の本市「交通バリアフリー基本構想」の整備方針に基づき、鉄道駅等のバリアフリー化を図るもので、東武鉄道株式会社、国、市、それぞれ3分の1の負担により整備したものです。
 今後とも、高齢者や車椅子の皆様が利用しやすい駅の整備に努めてまいります。

 次に、(仮)東深井(運河駅周辺)市街地整備事業の進捗状況について申し上げます。

 運河駅東口開設・周辺整備の進捗状況については、昨年6月から駅前広場や駅前道路等の用地測量を実施し、敷地境界の測量や道路の中心線測量を行い、道路の区域図等を作成しました。これを基に、道路法に基づく市道認定等の手続きを進めてまいります。
 また、昨年12月からは、道路等にかかる建物や工作物等についての補償調査を行うと共に、本年1月からは、適正な土地の買収単価を 決定するための不動産鑑定を行っております。
 来年度から税務署等との事務的手続きが整い次第、用地取得等に入ってまいります。

 次に、つくばエクスプレス沿線整備事業の進捗状況について申し上げます。

 千葉県施行の木地区では、南流山小学校や南流山中学校南側のエリアを中心に造成工事等が進められています。
 運動公園周辺地区では、地区北側の市野谷周辺において、造成工事等が進められているほか、流山セントラルパーク駅前センター地区の南側の都市計画道路3・4・11号野々下思井線の整備に向けて、文化財調査が進められています。
 また、第3回事業計画変更については、去る1月26日に千葉県都市計画審議会に諮られ、今年度内の事業計画変更認可を目途に手続が進められています。
 次に、新市街地地区では、流山自動車教習所付近で歩道整備や造成工事が行われているほか、地区内各所で基盤整備が進められています。
 また、流山おおたかの森駅前センター地区においては、市街化の促進及び地権者の皆様の土地の早期活用を図ることを目的に市とUR都市機構が協力して、年度内を目標に用地登録制度の構築を進めており、去る2月6日、8日には、2回目の説明会を開催しております。
 次に、本市施行の西平井・鰭ヶ崎地区では、移転されている方々が早期に仮換地先に復帰できるよう移転先のインフラを整備している他、平和台と宮園を結ぶ都市計画道路3・5・16号線の早期開通を目指し、地盤改良工事を行っております。
 また、去る1月16日から1月30日まで、入札方式により近隣商業地域873平方メートルと、第1種低層住居専用地域1,271平方メートルの保留地販売を実施いたしましたが、世界的な金融・経済情勢の急激な変動による影響から、計画どおりに処分できない状況にあります。
 今後は、保留地が予定通りに処分できるように販売戦略等を再検討して参ります。

 次に、流山セントラルパーク駅前市有地活用事業について申し上げます。

 流山セントラルパーク駅前市有地活用事業につきましては、昨年の5月から6月にかけて公共公益サービス機能を提供する事業参画に意欲を持つ民間事業者を募集したところ、期間内に申し込みがなかったことから、対応方針を検討して参りました。今後も、現在の経済、金融状況並びにセンター地区の整備状況を踏まえ、流山セントラルパーク駅前商業地まちづくり協議会、千葉県、千葉県企業庁などの関係者と連携を図りながら引き続き土地活用の検討を進めて参ります。
 次に、中央消防署東分署及び南分署の消防署への昇格について申し上げます。
 つくばエクスプレス沿線整備等による宅地開発に伴い、消防力の強化のため平成21年度に南分署に消防隊1隊の増隊を行います。また東分署と南分署の配置人員及び資機材、組織面におきましてもさらに充実強化を図り、より一層の市民の安心安全に寄与するため、消防署への昇格を行い、東消防署及び南消防署を設置するものであります。

 次に、新小山小学校校舎等の竣工・引渡しについて申し上げます。

小山小学校等の複合施設建設は、昨年の2月末の工事着工から順調に進捗し、3月20日の竣工を迎え、3月21日の午前10時から、市及びPFI事業者等の出席による「竣工・引渡し式」を行います。
 また、小山小学校・十太夫福祉会館・学童クラブの施設のオープンをお祝いするために「新設を祝う会」と銘打った祝賀会を、4月16日の午前10時から執り行います。
 当日は、市議会の皆様を初め、小山小学校の児童や保護者、地域の関係者、報道関係の方々等もご招待し、施設の説明・内覧会やアトラクションも予定しております。 
 この事業は、県下で始めて、小学校、地域ふれあいセンター、児童センターや学童クラブの合築、及びPFI事業者による一体的管理・運営により、安全面に配慮した地域の皆様や保護者に開かれた学校であり、学校施設の目指すべき新しい方向性を指し示すもので、極めて先進的な取り組みとして各方面から注目され、また、期待されております。
 流山おおたかの森駅周辺に素晴らしい教育環境が整い、新しいまちづくりにふさわしく、今後のモデルとなる安全面にも十分配慮した新しい小山小学校が開校できますことについて、この間、ご協力を頂きました議員をはじめ、学校関係者、そして地域の皆様や区画整理の施工に関わる地権者の皆様のご協力に感謝を申し上げます。

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