ぐるっと流山　ゆうゆう大学で市内散策

　オープンガーデンや史跡めぐり

　　5月21日、公民館のゆうゆう大学中央学園主催による「市内散策オープンガーデンでリフレシュ」が行われ、教養科目の学生56人が参加しました。流山まちなみ会（野口允晤会長）や流山史跡ガイドの会（青柳孝司会長）、流山ガーデニングクラブ花恋人（小高静子会長）の皆さんの協力をいただき開催されたもので、参加者は約5キロのウオーキングを楽しみました。

　この日は、前日の長雨とうって変わり、晴天に恵まれ少し汗ばむぐらいの陽気で各自が用意した飲み物を補給しながら中央公民館をスタート。始めに向かったのは、流山ガーデニングクラブ花恋人の河合邸と黒川邸。見事に手入れされた庭で、きれいに咲き誇るバラを観賞しました。

　続いては史跡めぐり。中央図書館のある場所に葛飾県として県庁が置かれていたこと、常与寺が千葉師範学校発祥の地であり、流山が古くから文化教養の地として発展し今日に至っていることなどが史跡ガイドの方から紹介され、参加者は熱心にメモをとっていました。その後、流山の歴史を物語る近藤勇陣屋跡や、小林一茶寄寓の地として知られている一茶双樹記念館などを訪ねました。

　参加者の方からは、「流山に永く住んでいながらあまり知らなかった」「流山を改めて見直した」などの声があり、旧史旧跡めぐりを通じて私たちのふるさと流山の良さを再発見できた一日となりました。また、心を込めて作られたガーデニングクラブ花恋人の美しく素晴らしいお庭を拝見し、5月のさわやかな風を感じながら楽しいひとときを過ごせたと、皆さん満足そうでした。

　ゆうゆう大学は、60歳以上の方の生涯学習の場として、市内5公民館毎に様々な学習プログラムを展開しています。今年度は、大学の2年次に当たり平成23年の卒業にむけ学習と地域の交流を楽しんでいます。ゆうゆう大学に関するお問い合わせは、文化会館（中央公民館）（電話：04-7158-3462）へどうぞ。