ぐるっと流山 ロータリークラブ「ふれあいコンサート」

ページ番号6762 更新日 平成22年5月24日

ロータリークラブがふれあいコンサート  高齢者施設や病院に歌のプレゼント

11年目を迎えたふれあいコンサート

   5月22日(土曜日)、東葛病院で「春の風・ふれあいコンサート」が行われ、リハビリに通われている方や入院されている患者さんが、音楽に包まれて楽しいひとときを過ごしました。この催しは流山ロータリークラブ(熊坂牧子会長)が、平成12年から毎年この季節に開催している慰問コンサートで、ことしで11年目を迎えました。このあと5月25日(火)に流山中央病院で開催されるほか、今年はハートケア流山とナーシングプラザ流山、千葉愛友会記念病院での演奏が予定されています。


プロの歌声に魅了されます

 東葛病院では、見晴らしのいい7階の集会室が会場となり、患者さんたち約40人と病院の関係者や、音楽を習っている子どもたちなど合計100人以上が集まりました。演奏された曲は、「とんがり帽子」や「待ちぼうけ」、「からたちの花」、「いつでも夢を」などお馴染みの曲ばかりです。歌や演奏は、熊坂さんのご家族とお仲間の音楽家たちで構成する”アンサンブルミューズ”の皆さん。プロの音楽家たちによるステージは、ドレスなどの衣装も映えとても華やかで、会場の皆さんはうっとりと聴き入ったり一緒に口ずさんだりとコンサートを楽しんでいらっしゃいました。


藤岡達也くん

 途中のゲストコーナーでは、子どもたちが歌やヴァイオリンの演奏を披露しました。ヴァイオリンで「メヌエット」「山の音楽家」の2曲を披露してくれたのは小学2年生の藤岡達也くん。この日出演していた樺山玲子さんにヴァイオリンを習っている生徒さんで、習い始めて4年目に入るそうです。樺山先生いわく「ヴァイオリンが好きで頑張り屋さん」という達也くんは演奏を終えて、「緊張したけどうまくできてよかった。皆さんに声を掛けてもらってうれしかった」とホッとした表情でした。


みんなで合唱

 さらに、ロータリークラブの皆さんも前に出て、会場の皆さんも一緒に、と声掛けし「流山市民の歌」「幸せなら手をたたこう」「ふるさと」を全員で合唱しました。会場全体が盛り上がり、患者さんたちも大きな声で歌っていらっしゃいました。当日の担当責任者を務めてくださった東葛病院通所リハビリ科の古谷徹さんは、「入院患者やリハビリに通われている方は、やはり高齢の方が多く音楽を聴きに出掛ける機会も少ないので、プロの音楽家の生の歌声が聴けると皆さん心待ちにされていました。また、大きな声で歌うのはリハビリにもいいんですよ」と話され、病院にとっても非常にありがたい活動だと喜んでいらっしゃいました。


早くよくなってね

 コンサートが終わると、子どもたちから患者さんたちへ「早くよくなってください」と、また東葛病院から子どもたちへ「今日はありがとう」と、それぞれプレゼントが手渡されました。リハビリで東葛病院に通われている大塚愛子さん(90)は、熊坂さんのことを子どもの頃からよく知っていらっしゃるそうで、熊坂さんの歌声に感動し涙しながら聴いていらっしゃいました。「素晴らしい歌や演奏で感極まりました。いつまでも声を大切に活躍していただきたい」とエールを送られました。


皆さんを歌で笑顔に

 熊坂会長は、「この活動も11年目を迎えるが、毎回新鮮な気持ちです。会場の方々の満面の笑顔で、皆さん歌で癒されているのだと感じます」と語り、できる限り続けていきたいと話されました。この日の様子は、JCNコアラ葛飾でも取材され、25日(火曜日)のデイリーニュースで紹介される予定です。なお放送後は、ホームページのBBコアラのコーナーでもご覧いただけます。


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