ぐるっと流山 延焼阻止の堀江さんに感謝状

ページ番号6747 更新日 平成22年6月1日

勇気ある行動により初期消火に成功

西初石にお住まいの堀江さん

迅速・的確な判断に消防長から感謝状  5月31日(月曜日)、市消防本部で火災の消火活動に対する感謝状の贈呈式が行われました。感謝状を贈られたのは西初石にお住まいの堀江輝行さん(75歳)。堀江さんは5月2日(日曜日)の午前5時30分頃、保健センター内駐輪場におけるバイクの火災を発見・消火し、延焼拡大を最小限に防ぎました。その迅速・的確な判断、そして火災に立ち向かう勇気に対しての表彰です。


消防本部にて贈られました

 堀江さんが日課の散歩に出かけようと自宅玄関を開けると、目の前には真っ赤に燃え上がる炎が。すぐに自宅の塀に設置してあった自治会の消火器を手に取り、6ネートルから7メートルもの高さに及ぶ炎の目の前まで近寄って、消火活動に当たりました。この時堀江さんの他に2人が現場に駆け付けましたが、堀江さんは万が一のことを考え、2人を燃え盛るバイクから遠ざけ、一人で炎に向かっていきました。バイクと自転車が全焼し、駐輪場の屋根が焼け落ちましたが、消火に成功。現場の隣は雑木林で、大きな火災に発展した可能性もあることから、初期消火の重要性が改めて感じられました。


たったお一人での勇気ある行動

 堀江さんは15年前までバス会社に勤務しており、そこで毎年2回ほど消火器の使い方など防災訓練を受けていたことが今回の的確な消火に繋がったようです。堀江さんは「とっさのことだったが体が覚えていた」と話していましたが、消火器の取り扱いは訓練を受けていないとなかなか難しく、特に今回のように勢いの強い火を迅速に消火できたのはまさに訓練の賜物です。高市消防長は「火災は初期消火が大事。各自治会や事業所などで定期的に防災訓練を行っているので、ぜひ参加していただき災害に備えてほしい」と呼びかけていました。


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