ぐるっと流山　市野谷の森写真展

市野谷の森の自然を写真で 　森の図書館で5月30日まで開催

　　森の図書館で写真展「オオタカのすむ市野谷の森」が開催中です。市野谷の森は、流山おおたかの森駅から徒歩10分ほどに位置する広さ約25ヘクタールの雑木林で、オオタカが生息することから「おおたかの森」のネーミングの由来ともなった森です。展示されているのは、NPOさとやま理事の恵良好敏さんが、市野谷の森や新川耕地の風景や、そこに住む生き物たちを撮影した作品39点です。

　市野谷の森は、クヌギ、コナラ、イヌシデ、エノキ、ムクノキ、コブシなどの落葉広葉樹に一部シラカシ、シロダモなどの常緑広葉樹やスギ、ヒノキなどの針葉樹が混じっています。森ではスミレやランの仲間など多種類の野草が季節ごとに花や実をつけます。また、四季を通してシジュウカラ、エナガ、コゲラ、メジロなどの小鳥が見られる他、季節ごとにキビタキ、オオルリ、シメ、アオジなどの野鳥が渡ってきます。オオタカは、ときどき森の上空をゆったりと滑空している姿が見られるそうです。

　東深井から来館された方は、「流山に長く住んでいますが、市野谷がどこにあるのか展示中の地図で確認しました。こんな自然豊かな森があるとは知りませんでした」と驚かれていました。 「オオタカのすむ市野谷の森」写真展
場所：森の図書館ギャラリー
期間：5月30日（土曜日）まで（5月10日・17日・24日は休館）
時間：午前9時30分から午後8時（日曜日は午後5時まで）

　なお第11回森の学校は、「オオタカのすむ市野谷の森」～みんなに伝えたい　流山の豊かな里山～と題して、恵良さんが講演を行います。ぜひ、ご来場ください。
日時：5月29日（土曜日）午後1時30分から午後3時30分（午後1時開場）
場所：森の図書館視聴覚室
講師：恵良好敏氏（NPOさとやま理事）
定員：100人（申し込み不要、当日直接会場へ）
参加費：100円（資料代）
問い合わせ：森の図書館（電話：04-7152-3200）