ぐるっと流山 グリーンフェスティバル2010

ページ番号6737 更新日 平成22年5月6日

駅前の都市広場を花と緑と音楽で  

多くの来場者で賑わった会場

  素晴らしく天候に恵まれた今年のゴールデンウィーク。みどりの日の5月4日には、ゴールデンウィークの恒例行事となり、今回で5回目を迎えた「流山グリーンフェスティバル」のメインイベントデイが行われ、流山おおたかの森駅前の都市広場にオープンカフェを設置、特設ステージでは、さまざまなジャンルの音楽、ドッグファッションショーなどが行われ、終日たくさんの来場者で賑わいました。今年のテーマは「Dreams」で、皆さんにこの会場で大きく夢を膨らませていただこうと開催されました。


シンボルの巨大花絵

 今回のグリーンフェスティバルは、市によるグリーンチェーン戦略が展開され、市民の間ではガーデニングや緑のカーテン作りが広がる流山市を、「都心から一番近い森のまち」としてアピールしようと、江戸川大学やガーデニングクラブ「花恋人(かれんと)」、地元西初石6丁目自治会、NPOさとやま、FSUN国連支援交流協会流山支部などが参加し、同実行委員会(江戸川大学社会学部長・柴田良一委員長)の主催で行われました。


挨拶する井崎市長

 オープニングセレモニーでは、井崎市長が「市内や近隣、遠方からいらっしゃった方も、きょう1日、天気も良いので存分に楽しんでいってください」と挨拶。最初のステージは、流山市を中心に活動するママさんブラスバンド「あっぷる隊゜」の皆さんが、愉快な踊りと迫力ある演奏を披露してくださいました。あっぷる隊゜は、音楽大好きのママさんたちが集まり生涯学習センターや文化会館などで練習を重ねており、現在45人が在籍しているそうです。


あっぷるぱいの演奏

 この日のステージでは、子どもたちに人気のナンバーをそろえ、アンパンマンやちびまるこちゃん、ドラえもんのテーマソングなど6曲を披露しました。舞台の前には子どもたちもたくさん集まり、楽しそうに踊っていました。隊長の木村亜矢子さんは、「今日は子ども向けでしたが、普段は自分たちが中学や高校で演奏していた本格的な吹奏楽曲も練習しています。これからは次回のファミリーコンサートに向けて練習を重ねて、ママさんブラスならではの演奏を目指していきたい」と語っていらっしゃいました。


おおたか静流のステージは大盛り上がり

 続いて、NHK教育テレビの人気番組「にほんごであそぼ」にレギュラー出演されている「おおたか静流」さんがピアニストの大友剛さんとともに登場、楽しいステージを繰り広げてくださいました。おおたかさんは、「この流山おおたかの森駅にぴったりの歌手は私以外にいません」とマイクパフォーマンスも絶妙で、会場では大きな笑いも。引き続き演奏はあっぷる隊゜の皆さんが担当し、お馴染みの「でんでらりゅうば」「すっぽんぽん」、そして「ぴっとんへべへべ」では、子どもたちもステージに上がりこの日一番の盛り上がりになりました。


クラフト作り

 会場内の各ブースもたくさんの来場者で賑わっていました。江戸川大学ライフデザイン学科のブースでは、ドライフラワーなどを使ったクラフト作りに夢中になる親子連れで賑わっていました。木の実や小枝などは全て江戸川大学の近くの森などで集めたものだそうで、皆さん創意工夫を働かせ世界に一つしかない自作クラフトを持って、子どもたちはみんな満足そうでした。お隣の西初石6丁目自治会のブースでは、ぬりえコーナーが設けられ小学生以下の子どもたちが、「森マルくん」の塗り絵にチャレンジしました。作品は駅構内の壁面ボックスに展示されるそうです。


流山高校の花販売

 毎回人気の花の販売を行う県立特別支援学校流山高等学園と園芸科のある県立流山高等学校のブースでは、色とりどりの花ポット1,400個が用意され開場と同時に多くの来場者で賑わいました。流山高等学園では、花のほかに生徒たちの手作りによる木製のプランターも販売され、こちらも花と同様に人気でした。また流山高等学校では、キュウリやナスなどの野菜の苗も販売されていました。春先の天候不順で生育が遅れたため、これから植えるのにちょうど良いと、例年より多く用意したそうですが、あっという間に売り切れすぐに学校まで追加で取りに行かれたほどでした。なお、好評のジャム販売は、都合で出品できず5月8日(土曜日)午後0時10分から流山高等学校で販売されるそうです。


曽根麻央さんとフレンズ

 ステージでは、終日、さまざまな音楽が演奏され会場を盛り上げました。ことしの秋よりボストンのバークリー音楽院に留学予定の曽根麻央さんは、音楽仲間を集めての出演。麻央さん(トランペット、ヴォーカル)、山田拓斗さん(ヴァイオリン.)、柳隼一さん(ピアノ)、小山尚希さん(バス)、石若駿さん(ドラム)という若いメンバーで、フランクシナトラのヒット曲「アイム ガット トゥー」や「ストレート ノー チェイサー」、シャンソン曲「そして今は」など7曲を演奏。また、昨年末に文化会館で行われたコンサートで、WE3(ウイスリー)こと前田憲男さん、猪俣猛さん、荒川康男さんのジャズ巨匠トリオと麻央さんがセッションを組んだときのCD「The Legend of Jazz Trio meets Mao」が発売され、この日も会場内で販売され多くの方が買い求めていらっしゃいました。東深井からいらっしゃった深井晋吾さんは「ゴルフでは松伏の石川選手が有名ですが、流山からは音楽で世界に羽ばたく若者が出るといいですね」と期待されていました。


ドッグファッションショー

 ステージの最後は、昨年に引き続き2回目の開催となるドッグファッションショー。広報ながれやまの募集に応募した方々など、飼い主さんと愛犬20組が参加しました。おおたかの森S・Cにあるペット雑貨店「ハーネスドッグ」の協力で行われたものです。ステージへは、夏に向けてとマリンルックや浴衣などを着たワンちゃんたちが、飼い主とともに次々と登場。チャームポイントや特技を聞かれて、「桃尻がチャームポイントです」「上目づかいでおねだりするところ」「高くジャンプできること」など飼い主ならではのペットの魅力を、ちょっと照れながら答えていました。審査の結果は、特別賞にフレンチブルドックの沖山モモちゃん、グランプリにはパイレーツルックでキメたミニチュアシュナイザーの新井リッキー君が選ばれました。審査でのポイントはリッキー君の帽子がとても似合ってたことのようです。


花絵の解体販売

 グリーンフェスティバルのシンボルとして、初日の4月29日に市民の皆さんなど約300人が参加して制作した、10メートル四方の巨大花絵も夕方4時には解体。使用されていたマリーゴールドやブルーサルビア、デイジーなど6,400ポットが1つ50円で販売され、買い求める方々の長蛇の列ができました。色とりどりのたくさんの花を買われた藤河裕子さんは、5歳と1歳のお子さんとご主人のご両親と一緒にいらっしゃったとのこと。29日の花絵作りにも参加されたそうで、「アパートの庭が殺風景なので花を植えようと思います。水やりなどは子どもにも手伝わせようかな」と笑顔で語ってくださいました。この日の様子は、JCNコアラ葛飾のデイリーニュースで当日放送されました。お見逃しの方もパソコンからBBコアラのコーナーで見ることができます。


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