ぐるっと流山 「笑って健康!お笑い大行進13」

ページ番号7351 更新日 平成23年11月14日

玉川カルテットの歌謡浪曲漫談も 若手からベテランまで「お笑い大行進13」

コンパス

 11月12日(土曜日)、流山市生涯学習センターで「笑って健康!お笑い大行進13」が行われ、多くのファンがお腹を抱えて笑うひとときを楽しみました。「健康都市宣言の街から笑って健康を!」と笑いと健康学会の澤田隆治会長のプロデュースで昨年8月から毎月行われているイベントで、幕開けは、流山在住の西本宏一さん率いるコンパス。コンパスのお二人は、7月26日に国立演芸場で開催された文化庁平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業「漫才新人大賞」で見事グランプリに輝いた貫録で、地元ネタを織り交ぜながら客席を笑わせました。

 二番手は、若手お笑いライブなどで活躍中のキングジョー。トリオの名前はウルトラセブンの怪獣キングジョーからの由来と言われるだけに3人とも巨漢。その大きな身体を活かし、ダンスやチャンバラ、縄跳びなど、ステージ狭しと動き回る元気なコントを連発しました。この「お笑い大行進」は社団法人漫才協会の協力を得て、流山文化のまちづくり実行委員会と流山市生涯学習センター指定管理者アクティオ株式会社が続けています。

 漫才ばかりではなく、毎回マジックを取り入れている「お笑い大行進」ですが、今回のマジックはOZ&ズキトモ。みずきさんとともかさんは、小学6年生と5年生の姉妹で名前の一部をとってズキトモ。お母さんのOZさんと、ほのぼのとした親子マジックで会場を沸かせました。最前列で見ていたお客様を舞台に招いての参加型マジックも披露しました。

 一部のトリは、東京丸・京平師匠が登場。東京二・京太門下として結成40年のコンビが、「チャチャンチャチャンチャンチャン」のブリッジリズムに乗せたネタで笑わせました。この日、京丸さんは、は京平さんの事を本名の「毎田さん」と呼び、京丸さんが柏にお住まいで、京平さんが松戸にお住まいであることも暴露、地元を意識したギャグも連発し、若手が中心だった一部のステージをベテランの笑いで締めくくりました。


ロケット団

 休憩を挟んで二部はロケット団からスタート。ロケット団は、真打ち昇進が決まり、11月29日に東京・浅草公会堂で開催される「第42回漫才大会」で、昇進披露が行われる予定です。平成10年に結成された三浦昌朗(37)と、倉本剛(34)のコンビです。四文字熟語を時事ネタに変え、三浦さんの出身地である山形県の発音で英語に似せて話すなど軽妙な話術はさすがに真打ちです。漫才協会の真打ちは、昭和47年の青空千夜・一夜師匠に始まって、昨年のナイツに続き23組目だそうです。

 昭和41年に獅子てんやわんや師匠に入門し、昭和59年に真打ちに昇進したベテラン昭和のいる・こいる師匠は、「幸せなら手をたたこう」の出囃子で登場。のいるさんの話を、こいるさんが面倒臭さそうに無気力に流し、「はい、はい、はい、はい。」と流しては、叱られ「反省、反省」と繰り返す絶妙のかけあいに会場は大爆笑。緻密に計算されたネタを肩の力を抜いたような話術で包みながら客席を盛り上げました。

 今回の大トリは、名門、玉川カルテットの皆さん。玉川玉太郎さん、松木ぽん太さん、二葉しげるさん、上原和さんによる歌謡浪曲グループです。二葉さんの「金もいらなきゃ女もいらぬ、あたしゃも少し背が欲しい」という懐かしいお馴染みのギャグに大きな拍手が贈られました。二葉百合子さんや天津羽衣さん、玉川勝太郎さんなどのお弟子さんが集まった浪曲バンドだけに、任侠ものの一節が入ると大きな拍手で盛り上がります。ギャグでは、張り扇で頭をパーンと叩いて笑わせ、演歌なども取り混ぜながら華やかな舞台を演出しました。


「お笑い大行進13」

 次回の「年(齢?)忘れ!笑って健康!お笑い大行進14」は、いつものマジックの代わりに民謡や演歌の歌謡ショーを組み入れ、12月20日(火曜日)午後1時30分から4時まで流山市生涯学習センターで開催します。出演は、大御所、おぼんこぼん、若手コンビ、ホームラン、浅草の伝統芸、チャーリーカンパニー、お笑いライブで人気のガンリキ、ものまねチャンピオン、TAKASHI(タカシ)、そして、かしまし娘の住み込み弟子として修行し、「正司敏江・玲児」の敏江と3人で、ちゃっかり娘で昭和37年初舞台というベテラン、津軽ひろ子の歌謡ショーも加え、チケット(大人2,000円、高校生以下1,000円、生涯学習センター友の会1,500円)は生涯学習センターで電話予約も受け付けています。お問い合わせは、流山市生涯学習センタ(電話:04-7150-7474)へ。

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ