ぐるっと流山 笑って健康!お笑い大行進

ページ番号7072 更新日 平成22年8月25日

毎月開催のお笑いイベント「お笑い大行進」 おぼんこぼんやWコロンなど人気芸人が多数出演

暑いなかたくさんのお客さんが来場している様子の写真

 8月24日、文化会館でお笑いイベント「笑って健康!お笑い大行進」が開催されました。笑うことで健康になろうという趣旨の本イベントは、健康都市宣言をしている流山市と、笑いと健康学会や社団法人漫才協会の全面協力のもと、毎月行っていくもので、今回はその第1回目です。チケット代は、6組の芸人が出演する公演としては破格の1,500円(前売り)です。


笑いと健康について語る澤田会長の写真

 本イベントの仕掛け人である澤田隆治さんは、「てなもんや三度笠」や「ズームイン!!朝!」など多くの人気番組を手掛けてきたプロデューサーで、現在は笑いと健康を科学的に研究する「笑いと健康学会」を自身で設立し、会長を務めています。「笑うと横隔膜が上がるから腹を抱えて笑うとよい」と笑い方のコツを教えると、会場からは納得するようなうなずきが。「だから少々面白くなくても笑うこと」と続けると会場にはどっと笑いが起こりました。


ぴろきの写真

 ギタレレの音色を響かせトップで登場したのは、ゆるキャラ癒し系芸人のぴろきです。ちょんまげ頭に丸眼鏡、蝶ネクタイ、かわいいズボンという出で立ちに、会場は最初から大盛り上がり。「親父の最大の失敗作が自分」などの自虐ネタであるにもかかわらず、不思議と癒されてしまうのは、ひろきならではと言えましょう。健康がテーマということもあり、「ぼーとしてたらダメです」と言い、様々な面白失敗談で沸かせてくれました。終わり近くでは「明るく陽気にいきましょう」というキメ台詞に手拍子も起こって会場全体がひとつになって楽しんでいるようでした。


Wコロンの写真

 昭和の匂い漂わせるノスタルジック漫才コンビのWコロン。今やテレビで見ない日がないほど人気者の彼らは、お馴染みの「ととのいました!」の声を響かせて、得意の謎かけは今日も絶好調。相方に別の仕事を紹介する漫才のくだりでは、「残った僕とかけまして、ボーリングと解きます。その心は、どちらもピンを狙います」など、謎かけを交えながら漫才やコントなどを進めていきました。締めで行ったお客さんにお題を出してもらう即興謎かけでは、「流山」のお題に「流山とかけまして、この衣装と解きます。その心は、1度来(着)てみると何度も来(着)たくなるでしょう」と応えると、会場からは大きな拍手が沸き起こりました。


Wモアモアの写真

 続いて登場は、漫才界のゴールデンコンビとして本格的な漫才を披露してくれたWモアモア。礼儀正しく人柄の良さあふれる東城しんさんと、人なつっこいかわいい笑顔に反して、するどい毒舌を放つ東城けんさんの絶妙なコンビ。この日も最初から飛ばします。降り立った流山セントラルパーク駅について触れ「周りに何にもない。えれーとこ来ちゃったよ」と地元ネタを扱うといきなり会場は大ウケです。仕事だと思うと何でも面白くないとの前振りで、しんさんが「じゃあ漫才は?」と問うと、「ただの立ち話だよ」とぼそり。毒のある言葉でありながら、温かく人柄の良さが感じられる漫才でした。


ニックスの写真

 次は、今回の司会進行も務めるニックスのコンビ。自身を「次はニックスのお二人でーす」と紹介するネタでひと笑いさせ、お客さんをつかみます。流行のマキシワンピースを着たおっとりした姉の江美さんと、刈り上げた頭が印象的なよくしゃべる妹の友美さんのコンビで、一見アンバランスのようでありながら、姉妹ならではの絶妙さで魅せてくれます。妹の友美さんが「おねえちゃんもっとしゃべって」とせがむと、だるい様子で「立ってるだけでも体力使うよ~」と応えます。ちなみにコンビ名のニックスとは、アメリカ人である2人の祖父の名前からもらったそうです。


ロケット団の写真

 「次から次へと問題が起きることは?」「相撲協会!」。まずは時事ネタを四文字熟語にする芸で沸かしてくれたのは、人気急上昇中の実力派コンビ・ロケット団。サッカーW杯で8試合の勝敗を当てて話題となった蛸のパウル君に触れ、「琴光喜はこの手があったかーと思ったろうなあ」とまたもや相撲協会をネタに爆笑です。政治ネタや行方不明高齢者ネタなど下手に扱うと火傷しそうなネタをどんどん笑いに変えてしまうロケット団に、お客さんはもう笑いっぱなし。山形出身の三浦さんが、様々な外来語を山形弁で話すネタでは、「セキュリティ」を「石油入れて」と紹介するなど、次々と繰り出される爆笑ネタに、会場は最後まで笑いの渦に包まれていました。


おぼんこぼんの写真

 とりを飾ったのは、昭和40年にコンビ結成で、漫才協会副会長コンビ・おぼんこぼんです。歌と軽快なタップダンスで登場した2人は、お揃いの明るいオレンジの衣装を纏って、リズム感のあるテンポのよい漫才を笑顔で繰り広げます。「漫才するなら流山。何言うても笑う!」。りんごが不作の年に青森に招待された時、こんな状況ではたいした芸人しか呼べませんと紹介された話や、何年も閉店セールの貼り紙をしている店が「うちの閉店は午後8時です」と答える話など、面白話の連続です。笑い以外でも得意のタップダンスと声による蒸気機関車のものまねで魅せてくれ、まるで眼前に蒸気機関車が走っているかと思うほどでした。最後は、エノケンの歌とタップダンスで、会場のお客さんとひとつになって、盛り上がりは最高潮に達しました。


出演者一同の写真

 これから毎月開催するお笑いイベントの第2回は、9月12日(日曜日)開催で、場所は同じく文化会館です。次回は漫才協会会長である青空球児・好児を始め、歌うお笑い芸人「堺すすむ」、お笑いマジック「ナポレオンズ」、みどりのおばさんの「すず風にゃん子・金魚」など7組のお笑い芸人が出演します。チケット代はまたしても破格の1,500円(前売り)。これほどの顔ぶれをこの価格で見られるのは「お笑い大行進」だけ。次回も爆笑できること間違いなし。チケットのお求めなどお問い合わせは文化会館へ(電話:04-7158-3462)
(注)この記事は、8/16から27の間、市総合政策部にインターンシップに来ている谷川すみれさんと広報係が取材・執筆したものです。


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