令和5年流山市議会第3回定例会(閉会日挨拶)
閉会日(令和5年10月3日)
はじめに、ChatGPTの業務利用について申し上げます。
AIにより自然な会話が行えるChatGPTは、業務の効率化に役立つ可能性が認められ、各方面での利用が進められています。
流山市では、個人情報や機密情報等は取り扱わない利用禁止事項を定めたうえで、10月5日からChatGPTを、あいさつ文やメールの文案作成、文章の要約や翻訳、誤字脱字チェックなどの文書作成支援の業務に利用します。
職員がChatGPTを多岐にわたり活用することで、業務の効率化や行政サービスの向上が図られることを期待しています。
次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。
県が施行する木地区については、去る9月29日に千葉県知事により換地処分公告が行われ、法務局において土地区画整理登記の手続きが進められています。
次に、流山ぐりーんバスの運賃改定について申し上げます。
流山ぐりーんバスは、人件費および燃料費の高騰による運行経費増加のため、このままでは運行を維持することが困難となりました。
このため、流山ぐりーんバスの収支を改善し、運行を維持するため、11月16日より、大人の初乗り運賃を160円から180円に改定します。また、すべてのルートにおいて、距離に応じて階段状に運賃が上昇する「対距離区間制運賃」を導入します。
なお、75歳以上の方、小学生以下の子どもは、今まで通り大人の運賃の半額となり、障害をお持ちの方、妊娠している方は、新たに大人の運賃の半額となります。
今後、流山ぐりーんバス車内やバス停での掲示および広報10月11日号や市ホームページを通じ、運賃改定について広く周知を図り、流山ぐりーんバスの運行維持に努めます。
次に、流山ぐりーんバスの減便およびダイヤ改正について申し上げます。
流山ぐりーんバスの運行を委託しているバス事業者から、慢性的な運転手不足に加え、令和6年4月からバスなどの自動車運転手の労働時間等を定めた「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」が強化され、時間外労働等の上限規制が適用されるため、現在の運行便数を維持することが困難となり、東武バスセントラル株式会社からは9月7日、京成バス株式会社からは9月21日に、ぐりーんバスを減便したダイヤ改正案の申入れがありました。
今後、バス事業者と、利用者への影響を最小限に留めるよう、利用実態を考慮したダイヤ改正案および改正時期について協議し、その結果を市民や利用者へ周知を図ってまいります。
次に、高齢者免許返納一時金制度について申し上げます。
高齢者の運転免許証の返納促進の一助とするため、運転免許証を自主返納した75歳以上の方を対象に、10,800円分を助成する「高齢者免許返納一時金制度」を11月16日から開始します。助成方法は、3種類あり、民間路線バスの高齢者向け定期券の購入費10,800円分、タクシー利用助成券450円を24枚分、または、バス定期券の購入費5,400円分とタクシー利用助成券450円を12枚分のいずれかを選択して頂けます。
なお、助成券の有効期間は、発行日から1年間です。
今後、広報10月11日号や市ホームページを通じ、制度と内容について、広く周知を図ってまいります。
次に、洪水ハザードマップの更新について申し上げます。
千葉県から、大堀川および今上落の洪水浸水想定区域が新たに公表されたため、流山市洪水ハザードマップの洪水浸水想定区域を、大堀川を加えた最新の情報に更新しました。
なお、今上落は江戸川の洪水浸水想定区域にすでに含まれているため、今回の更新は大堀川のみとなります。
更新したマップは、9月21日に公表し、市役所窓口や各出張所で配布を開始しています。
次に、流山市おおたかの森ホールネーミングライツ契約の更新について申し上げます。
スターツコーポレーション株式会社と平成31年4月1日から令和6年3月31日までネーミングライツ契約を締結しているスターツおおたかの森ホールについては、引き続き、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間、現在のネーミングライツ料に40万円を増額した、年間400万円のネーミングライツ契約を同社と締結しました。
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