第11回流山市総合計画審議会会議録

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ページ番号1009404  更新日 平成29年9月15日

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1 日時
平成11年4月27日(火曜日) 午後1時30分
2 場所
流山市役所 委員会室
3 出席委員 
10名
渡辺会長 伊原委員 松本委員 高橋委員 安蒜委員 小倉委員 菅生委員 箕浦委員 伊勢委員 真鍋委員
4 市側の出席者
市長 企画部長 (事務局)
宇佐見次長、石井課長補佐、加藤課長補佐、岡田主査 増田主査 黒川主任主事 福吉主事

議事録(概要)

開会時間   午後1時30分

会長あいさつ
市長あいさつ議題
「長期構想に対する建議書について」
「基本構想素案について」
「基本計画素案について」

説明・質疑・意見交換
(1)長期構想に対する建議書について
(2)基本構想・基本計画について

会長
 本日は長期構想に対する建議書並びに基本構想素案及び基本計画素案について議論したいと思います。

会長
 (「建議書」私案について説明)

事務局
 (基本構想及び基本計画について説明)

会長
 只今の説明によりまして議論を進めて参りたいと思います。

A委員
 今回の基本計画は全体の上期ですか下期ですか。

事務局
 10年間の全体のものです。

A委員
 計画の改定(見直し)についてどうですか。

事務局
 計画の期間は10年として、状況によって計画の見直しをするということです。

B委員
 計画を10年間ですと何もできなくなる可能性があり、重点はなんであるのか。例えば、「生活の豊かな実感」と書いてあるが、これを10年間でできるはずがない。結局、何もできないということになります。どういうまちになるのか、どういうものをのやるのか、重点は何かを明らかにすべきです。

A委員
 事業を行うには財政が必要であり、それがまだはっきりしておりません。基本構想の構造的には「課題」と「体系図」が反対ではないか。提言でも「課題」は基本構想に入れることになっていました。

会長
 横断的課題とパイロットプランは何ですか。

事務局
 策定の過程において、行政の発想を従来の縦軸から横軸で検討したものです。結果的には同じでありましてもその途中の効果がありました。

B委員
 基本構想の「まちづくりのフレーム」を全部やるにはどうするか。これを全部やった場合どういうふうになるのか。今までやってきたものを、ただあてはめた流山ではどうなのか。

A委員
 基本構想の体系図の5節はいらないと思います。

会長
 パイロットプラン21は判りにくい。縦割りを横割りにするとしていますが、横断的テーマは必要ないと思います。

B委員
 これは今まで市でやってきたことを単にビジョン作りをしただけのものです。過去もない、要求に追われてなにもしない。これからの流山はどうするか20年先はどうか、100年先はどうか。かつて、成長期は教育が大きな事業で次は、都市基盤であった。これは、今までやってきたことをただ並べただけです。

A委員
 基本構想の基本理念はこれは理念ではない、理念はもう少し的をしぼる必要があります。

C委員
 基本計画の展開図から流山を取るとどこの市でも当てはまる。

会長
 私は「私案」の中でそのことを言っております。

B委員
 これから高齢化社会に入り、道路建設をやめて福祉を特に進めようとか、それをどうするかであります。その辺をこの審議会において出すべきであります。ある町では道路整備は全部できないが、ここは力を入れて整備しますなど一定部分でしか行わない例もあり、総花的ではよくないです。

D委員
 基本理念において、重点的に何をするか見えるようにすべきです。

A委員
 ワークショップでも順位がつけられない、議会の各会派の要求を見ても同様です。横断的テーマは私たちが要求したものであります。行政はテーマを扱うのは難しいが、横断的テーマは必要です。

会長
 横断的テーマをやって何か出たでしょうか。

A委員
 そこに常磐新線の問題が入っておりません。

会長
 横断的テーマは固有のものが入っておりません、ここにこそ、テーマを入れるべきであります。定期借地権、情報公開や廃棄物処理施設など単体ではなく、まさに構造的になっています。

D委員
 具体的に出してしまうと行政は難しいと思います。

B委員
 基本構想を見て、どのようなまちになるのか、方向性を出すのか明確にすべきです。例えば、環境をとれば、他はどう進むかであります。

D委員
 集約すると価値あるまちづくりの、その価値とは何かです。

C委員
 各セクションが検討していると思うが、職員全部が市長になって考えれば何か出てくるのではないでしょうか。

会長
 組織のセクショナリズムを崩すことは難しいです。

E委員
 ある程度は総花になっても仕方がない、20年先は何だかわからないではいけない。新線が開通するまでは新線と廃棄物処理施設だけはどうしてもやる必要がある。その他の事業をやるかやらないかは実施計画である。総花的になるのも全市的なものなのである程度仕方ないと思います。

事務局
 総花にならざるを得なかった理由は総合計画であり、全部門を網羅しているためです。
 (パイロットプランについて再度説明)

会長
 このプランは何か判りにくいです。この計画は普遍的なプランです。

B委員
 賑わいや活気のあるまちは商業の拠点づくりに入っており、単に思いついたことを羅列してだけです。全体として、どういうものを作るのかがビジョンです。

企画部長
 パイロットプランや横断的課題は市民の目から見た視点で作ったものです。

会長
 重要な点のみ横断的課題に入れるべきです。

E委員
 バブルがはじけて、現在厳しい状況にありますが、今回の計画にはそれが考慮されていない。これは、過去にやってきたことを同じように出しています。

会長
 従前は総花にしておいて良かった。しかし、現在は絞るべきです。さらに、それをどのように落していくべきかが課題です。

事務局
 今後のスケジュールについては、これに具体的な記述を肉付けしたものを広報ながれやまの5月20日の臨時号(8ページ)で公表する予定です。それと同時に第1回ワークショップを5月29日に開催します。その時には、臨時号を市民の皆さんに理解いただいた上で参加していただこうという予定です。6月中に3回のワークショップを行い、7月までにまとめていただき、まとめたものを7月の初旬から中旬にかけてこの審議会にお諮りいただく予定です。7月6日(火曜日)が諮問ということになります。その後、21日、28日両日とも午前中から昼食を用意いたしまして、審議願う予定です。その後のスケジュールは、諮問に対する答申をいただいてから、1か月間の調整を経て、9月議会に議案として上程していきます。

会長
 日程を手書きでいいから、委員に渡してほしいと思います。素案の公表は審議会で責任を負うのですか。審議会のものなのか、行政のものなのか。

事務局
 今回の5月20日の素案の公表は、行政の責任において行うものです。ワークショップが終了して、市民の皆さんの意見を含めたものを原案として、この総合計画審議会に諮問し、御審議をして頂き答申を経て議会へ上程していきます。

会長
 基本構想・基本計画について、かなり厳しい意見も出され議会的な発言もありましたが、それらを含めて行政に返して、行政の責任で公表するということでいいでしょうか。

事務局
 結構です。

会長
 それでは、私の出した「建議書(私案)」はどうしますか。出す、出さないも含めて議論してほしい。今日欠席の委員については、全員に文書で送付し、その後文書にて意見をいただくということでよろしいか。

B議員
 ちょっと難しくてわかりにくいのではないか。

C委員
 市の作成したものよりも、会長の作成したものの方がわかります。

会長
 表現等でわからないものがありますか。

E委員
 一度も出席していない人がいるのではないですか。

C委員
 今度委員を選出する場合には、出席できる人を選ぶべきです。

E委員
 出席しなければ、いくら学識経験者でも意味がないです。

会長
 委員を選出する場合は出席できる方を選出し、出席するようにすることをここにいる人たちの希望ということで事務局に伝えることでいいでしょうか。

D委員
 事務局の説明の中で、総花的になるしかなかったということがありましたが、それはそれで仕方のないことだと思います。議会の側でも私も言ってきましたが、縦割り行政の弊害が邪魔をしてやりにくい部分が行政にもあったことは事実です。そのために横断的な取り組みをしたのなら、当然計画を砕いていったときに、例えば福祉なら福祉に関することが、それぞれの節に入ってくると思います。それならば横断的といえ、そういうことをきちっと筋の通ったものにしてほしいです。

会長
 建議書についてご議論願いたい。

A委員
 今日出た話を追加してワークショップできちんと議論してほしい。

会長
 それは追加することにしたい。
 (いいと思うという声あり)

D委員
 会長も言われた「巨大開発」という言葉は、「大きな」に変更してほしい。

会長
 今日欠席した人にも、ご意見をいただきたいということで処理してよろしいか。
  (いいという声あり)
会長    
 事務局のほうで何か意見はありますか。

事務局
 建議書の取り扱いとまとめについては、欠席した皆さんにもお配りして、意見集約を図っていきたいと考えています。今後はこれをどうしていくかということですが、市長に対して成案を建議した(受け取った)という形にします。 その後、これを5月20日の素案の公表の広報に、全文あるいは概要を掲載する予定でいます。広報8面のうち8ページ目は市民の方の意見を伺いたいということで返信用はがきになっており、紙面に限りがあるので、この取り扱い方についてご議論いただきたいと思います。
 例えば、概要版にするか、今回は見送り、別の号の広報に出すか等ご議論いただければと思います。

A委員
 実質的にはワークショップに的を絞ってその中で議論するような流れを作ったほうがいいと思います。この全文が無理ならば、多少集約したものを載せるということでいいと思います。この扱いについては、ワークショップの運営委員会の中で徹底していくことでいいでしょう。

会長
 全文掲載でなくてもいいということでいいか。
 (いいという声あり) 他に何かありますか。

事務局
 広報掲載のためには5月11日までには建議書の承認された案が出されるという方向で考えたい。そのため、皆さんに意見照会することについても連休明けには意見をいただいているものとして進めていきたい。そして、会長の承認を得たうえで成案としていきたいと考えています。

会長
 それでよいということにし、議事は閉会します。

傍聴の方の意見を聞きます。

傍聴者  基本構想・基本計画素案について

傍聴者  ワークショップの開催について

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