ぐるっと流山 リオ五輪・競泳代表の寺村美穂さんの準決勝をパブリックビューイングで観戦
ページ番号31259 更新日 平成28年8月9日
わずか0秒16の差で惜しくも決勝進出を逃す
平成28年8月9日(火曜日)、リオデジャネイロオリンピックの競泳女子200メートル個人メドレーに出場した寺村美穂さんを応援するパブリックビューイングが、キッコーマン アリーナで開催され、約400人の方が中継を見ながら応援をしました。寺村さんは、同日の深夜に行われた女子200メートル個人メドレーの予選を5位のタイム(2分10秒34)で通過し、準決勝に進出しました。
開催に当たり、後田教育長は「流山市の小・中学校で育った寺村さんが、オリンピックに出場することを大変うれしく思います。応援の声は届かないかもしれませんが、きっと気持ちは届きます。みんなで応援しましょう」との熱いメッセージを述べました。
寺村さんのこれまでの経歴などが紹介されたあと、ロンドン五輪200m背泳ぎで6位に入賞した渡邉一樹さん(セントラルスポーツ所属)から、寺村さんに関するエピソードと今回のレース展望の解説が行われました。
渡邉さんは「ひざの手術後、リハビリやきついトレーニング中もいつも笑顔で前向きでした。その明るさで周りの選手たちの雰囲気もよくなっていました。予選では緊張しがちですが、一回泳ぐと気持ちもほぐれてリラックスできると思うので、準決勝はよりよいタイムが出るよう期待したいです」と話されました。
準決勝のレースが始まる前に、寺村さんの出身校・東部中学校の吹奏楽部による演奏と、応援団によるエールが送られました。
演奏では、映画「ウォーターボーイズ」のテーマソングやJ-POPメドレー、NHK「アテネオリンピック中継」公式テーマソング「栄光の架け橋」が披露され準決勝に向けての気持ちが高まり、応援団のエールで会場全体が一つになりました。
いよいよレースが始まり、約2分強のレース時間が長く感じられるほど、声援とエールを送り続けましたが、結果は2分11秒03のタイムで全体の9位。わずか0秒16の差で、惜しくも決勝進出を逃しました。寺村さんは試合後のインタビューに「悔しいです。予選では余力があったので、もう少しタイムが伸ばせると思っていましたが、うまくいかないですね。でも一生懸命やってきて悔いはないかなと思います」と答えていました。
会場で寺村さんのレースを見守った姉の美樹さんは、「初めての夢の舞台で少し緊張していたのか、美穂らしい泳ぎができておらず、泳ぎがかたいように感じました。結果は残念でしたが、これからも美穂らしく、持ち前の明るさで一生懸命頑張ってほしいです。帰ってきたら、最高の妹におかえりと言ってあげたいです」と話してくださいました。
同じ学校の友達と観戦しに来た遠藤大翔君(東部中1年)は、「同じ学校の先輩に、オリンピックに出場する人がいることは、すごいことだと思いました。今日のレースもとても惜しかったと思います。競技は違いますが、自分は野球をやっているので、寺村選手のように頑張ろうと思いました」と、寺村さんの泳ぎを見て感じたことを話してくれました。
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