ぐるっと流山 まちなか森づくりプロジェクト「トラックの森づくり植樹祭」

ページ番号28022 更新日 平成27年11月4日

小学校の児童が310本の苗木を植える

植樹をした児童たちが集合している写真

 平成27年10月29日(木曜)、木1号公園で南流山小学校(橋本美喜夫校長)の4年生児童136人による植樹が行われました。これは、市が平成22年度から行っている「まちなか森づくりプロジェクト」の一環で、一般社団法人千葉県トラック協会との協働により「トラックの森づくり植樹祭」として本年度は南流山小学校の皆さんの協力で行われました。


児童が協力して植樹をしている写真

 今回の植樹では、サツキツツジ、シイノキ、タブノキ、シラカシ、ソメイヨシノの5種・310本の苗木を植樹しました。ツツジは昭和46年に市民の皆さんの公募により市の花に選ばれており、春先にピンクがかった赤や白の花をさかせる低木として街路樹でもお馴染みの木です。またシイ、タブ、カシはこの地方に昔から根付いていた樹木だそうで、秋にはたくさんのドングリをつける身近な樹木として、市が行う一連の植樹でも中心的な樹木となっています。


一列に並び植樹の説明を受けている写真

 流山市が進める「まちなか森づくりプロジェクト」は、公園の一部や公共施設をはじめ、用水路跡地や道路用地などの「ちょっとしたスペース」に植栽を行い、街の中に緑をつくる取り組みです。緑は生活に潤いや安らぎを提供するだけではなく、防災や地球温暖化防止、ヒートアイランド対策、防音、防塵、防風など様々な役割が期待されています。


1人1人苗木を植えている写真

 ご協力いただいた一般社団法人千葉県トラック協会は、県内の運送事業者約1,750社で構成する公益法人で、環境保全の一環として植樹活動を実施しており、昨年度のおおたかの森スポーツフィールドの植樹に続き苗木等の補助をしてくださっています。開会式で井崎市長は「今日植える木の中で、シイ、タブ、カシやサクラの木は、皆さんが大人になったころには大きな木になっていることと思います。皆さんも木の成長を毎年楽しみにしてください」と話しました。


ツツジの苗木を植えている写真

 植樹は木1号公園と調整池との緩衝帯の外周に行いました。各クラスが4人ずつの班に分かれて協力し、穴を掘り、掘った土と堆肥と混ぜて苗木を植え、水をやって完了です。掘り返していた土の中からは、童謡にも歌われている「おけら」が出てきてびっくり。中には大きなカブトムシ(と思われる)幼虫を見つけた児童もいました。土の中には普段は見ることのできないたくさんの生き物がすんでいることが分かります。


寄贈された看板の除幕式の写真

 約40分かけて310本の木を見事に植えると、ツツジの幼木のきれいなグリーンベルトが完成し、閉会式では千葉県トラック協会寄贈の看板の除幕式も行われました。今回植えた樹木は、10年後、20年後に児童の皆さんの成長と一緒に大きくなり緑の葉を茂らせきれいな花を咲かせてくれることでしょう。


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